今回は、タイでも愛されている茶わん蒸しのレシピをご紹介します!日本料理のそれとは違っておかず感覚で食べられているんです。タイ風は表面をつるんと滑らかに仕上げなくていいので、火加減のテクニック不要で気軽につくることができますよ。
茶わん蒸しに飽きたらカイトゥン風に!
カイトゥンとは、カイ=卵、トゥン=蒸したという意味でタイ風茶わん蒸しのこと。「タイでも茶わん蒸しはポピュラーな料理。日本料理のだしが効いた優しい風味のものと違い、鶏だしをベースにひき肉やねぎが入っていて、味つけも濃いめ。いわゆる日本のものと比べると食感はやや硬めなので、加熱の際も〝す〞が立たないようにと気にすることなく、難しいテクニックがいりません。電子レンジでラクにでき、食べ応えがあって、ご飯のお供としてもおすすめですよ」(中村さん)
タイ風茶わん蒸し
辛くないので、お子さんも一緒に食べられます。具はエビやイカ、タコ、春雨を入れても。パクチー好きなら、パクチーをたっぷりのせても美味!
カモミールカップ¥1,200、栗の木ハチミツスプーン¥700、ヘリンボン♯40(ブルーグレー)テーブルクロス¥7,200(すべてスタジオ エム)
【材料(茶わん蒸し2、3個分)】
(A)
卵……3個
鶏ガラスープの素……小さじ2
ナンプラー……小さじ2
水……300ml
(B)
豚ひき肉……器1個につき大さじ1
長ねぎ(みじん切り)……10cm
塩、こしょう……各少々
パクチー……飾り用
【つくり方】
❶ボウルにAを入れて混ぜ合わせたら、ザルなどで濾す。
❷耐熱容器にBを入れて軽く混ぜたら上から①をそそぐ。
❸ ②にふわっとラップをかけて、600Wの電子レンジで4~5分加熱する。電子レンジから取り出したらパクチーを飾る。
【ポイント】
ひき肉やねぎを入れて、食べ応えある茶わん蒸しにアレンジすることもできます。
電子レンジで手軽につくれます
具材を用意して、レンチンするのみで完成!バタバタな日の時短料理にピッタリです。
【中村明花さんプロフィール】
なかむら・さやか/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する、4歳の女の子のママ。調理士免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持つ。夫でサッカー選手の細貝 萌さんの移籍によりタイ在住。
\ベネズエラの方がママ友に!素敵な出会いに感謝です/
娘の幼稚園がきっかけでベネズエラ人の男の子のママと仲よくなり、おうちにお邪魔してお茶をしたり、ちょこちょこ遊んでいます。英語が不得意な私ですが、優しい友人のおかげで楽しい時間に。改めて何事もチャレンジだなぁと思うのと、娘のおかげで素敵な出会いがたくさんあって感謝です。
Mart2021 1月号 中村明花さんのおかずに飽きたら”タイの知恵” Vol.16 茶わん蒸しに飽きたら カ イトゥン 風 に ! より
撮影/山下忠之 スタイリング(料理)/鮓本美保子 取材・文/長南真理恵 構成/上原奈緒
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