バーベキューなどアウトドアイベントが増える季節。とにかく気になるのが紫外線。毎年、夏の終わりにできる新たなシミ……これ以上増やしたくないですよね。そこで、人気美容家の山本未奈子さんに今季オススメのUVアイテムとともに、正しい使い方を教えてもらいました!
山本未奈子(やまもと・みなこ)さん
美容家。「MNC New York Inc.」代表。1975年生まれ。ニューヨーク有数の美容学校を首席で卒業。「美肌に必要なのは時間やお金ではなく、正しい知識」という自身の美容論に基づき、美容企画の監修や講演などを行う。3児の母。
Q1:日焼け止めを選ぶポイントはなんですか?
「日焼け止めは「SPF50+」「PA++++」のものを選ぶのがポイントです。さらに、ウォーターベースでみずみずしく伸びがいいもの。紫外線吸収剤が悪者扱いされていたこともありますが、吸収剤が入っていると塗りやすいし、最近はカプセルに入っていたり肌の負担が少ないものもたくさん登場しています。日焼け止めは毎年めまぐるしく進化しているので、ぜひ新商品を試してみてください」
Q2:山本さんオススメの日焼け止めはなんですか?
「私の今季オススメNo.1の日焼け止めといえば、ビオレのアスリズム! GWに家族で海に行ったときに大活躍しました。これ、本当に焼けないんですよ。スーッと伸びるので、塗りムラができないし白くならない、超優秀アイテム。顔にも体にも使えます。美容関係者の間でも評判の1品!」
気持ちよく肌になじむウォーターベース。汗やこすれに強い。ビオレUV アスリズム スキンプロテクト エッセンス SPF50+・PA++++ 70g オープン価格(花王)
Q3:日焼け止めの効果的なつけ方はありますか?
「朝塗る日焼け止めと、日中メイク直しの際に塗るものとを分けることがオススメです。忙しくてメイク直しができない人が多いと思いますが、バームタイプなら手も汚れず気づいたときにサッと塗れますよ。スプレーより密着度が高いので、バッグに1つ入れておくと安心です。汗をかくときは1~2時間おきに塗れば完璧。鼻のくぼみや耳の後ろ、ほおの高いところ、肩など塗り忘れがちなところには要注意」
汗や水に触れると紫外線防御膜が強くなる透明スティック。SHISEIDO クリアスティック UV プロテクター SPF50+・PA++++ 15g ¥2,800(資生堂インターナショナル)
「ファンデのヨレや余分な皮脂を軽くティッシュオフしたら、日焼け止めを塗り直します」
10年後の肌のためにも紫外線対策は重要ですが、「せっかくのアウトドアは思い切り楽しんで!」と山本さん。「黒子のような恰好をしていては、アウトドア気分が台無し。美容のための人生ではなく、人生のための美容です。私はアウトドアイベントでは帽子や長袖は着用しません。そのために製品があるのですから、賢く選んで正しく使うことが重要です」
夏を思い切り楽しむための必要不可欠なアイテム。きちんとケアすれば夏の終わりに後悔することはないはず!
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モデル/野田 萌 撮影/玉置順子 ヘア・メーク/堀 紘輔 スタイリング/柿田たみか取材・文/片山幸代
Mart2019年8月号
焼けたくない! 崩れない! 山本未奈子さんが教えてくれた「アウトドア・メーク」 より