本日10月27日(日)から11月9日(土)は「読書週間」です。そこで今回は、ひとりでじっくり本と向き合える六本木のブックカフェ「文喫」での楽しみ方をご紹介したいと思います。「文喫」は約3万冊のなかから今まで出合ったことのない本を見つけられる、本好きじゃなくても楽しめるスポット。この秋はひとり時間を楽しみながら、自分の新たな興味を発見してみませんか?
【案内してくれたのはこの方】
東京都在住 辰野真樹さん
【読む】予想もしなかった興味を刺激する本との「一期一会の出会い」
「文喫」では自然科学から文学、アート、デザインに至るまで、さまざまな分野の本が約3万冊も販売されています。1回の入場料で店内の本はすべて自由に試し読みすることが可能。1日中利用できるので、じっくり本と向き合うことができます。本を選べる「選書室」では、作家や出版社ごとの並びではなく、大きなジャンルごとに分類されているのが特徴。それぞれのジャンルの中で、関連した本が連想ゲームのように並んでいます。棚に並んだ本を見ていくと予想外の面白い1冊に出合えるかも!まさに本との「一期一会の出会い」が楽しめる場所です。「思わず手にとっちゃうユニークな本も多く、選ぶ時間が楽しい!気になるタイトルの本を片っ端からチェックしました」(辰野さん)
本はジャンルでざっくり分類されて棚に並び、作者やサイズもすべてランダム。手に取る本の幅が自然と広がります。
ときには本を横に置いて物思いに耽るのも癒しに
ゆっくりと本と向き合うひとりの時間はいかが?本に囲まれた空間にただいるだけで、普段の忙しさを忘れて癒されるはず。煎茶とコーヒーが無料で飲み放題なのも、つい長居したくなる魅力ポイントです。
【見つける】本を知り尽くしたブックコンシェルジュに選書してもらえます
ブックコンシェルジュがリクエストに応じて本を選んでくれる選書サービス(来店3日前までに電話か店舗受付で申し込み。¥1,000)。「なぜそのテーマに興味があるのか」「読んだあとどんな気持ちになりたいのか」など、コンシェルジュが会話の中からその人に合った10冊を見つけ出してくれます。なかにはテーマに関連した小説やエッセイ、写真集なども。自分では選ばないかもしれない面白い本を見つける楽しみは、文喫ならではの魅力です。今回は「アンチエイジング」をテーマに、美容本から、年齢とともに落ち込みがちな心を癒してくれる心理本まで幅広くセレクト。
おすすめしてくれたのは店長・伊藤 晃さん
「その人の興味を深く掘り下げながら、読んでもらいたい本を1冊ずつ選んでいます」(伊藤さん)
「選んだ理由」が書かれたしおり
選書された本は、選んだ理由が書かれたしおり付き。1冊1冊のこだわりが手書きで伝わります。
【食べる】レトロな雰囲気のフードもチェック!
「喫茶室」はテーブル席だけでなく、くつろげるソファ席やゴロンと寝転がれるような小上がりのスペースも。併設のカフェではフード&ドリンク、アルコールも販売しています。人気メニューはレトロな銀皿に盛られた「とろけるカスタードプリン(¥580)」。やや硬めで、卵のやさしい甘みがほろ苦いカラメルソースによく合います。
牛肉をほろほろになるまで煮込んだ「ハヤシライス(¥1,080)」もまるで洋食屋さんのような味!
【Information】
文喫 六本木店
・住所/東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
・アクセス/地下鉄日比谷線・大江戸線「六本木駅」より徒歩1分
・電話番号/03-6438-9120
・営業時間/9:00~23:00( L.O.22:30)
・定休日/不定休
・入場料 /¥1,500
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
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撮影/志波慎寿介 取材・文/丹下紋香 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年9月号
GO! GO! お出かけスポット 第25回「文喫」より