感動的な景色に遭遇したことはありますか? 旅先や行楽地の美しい風景は大事な思い出として撮影しておきたいものです。今回はInstagramで風景写真を発信しているYURI☆さんに、おすすめのスポットと撮影のときのちょっとした工夫を教えてもらいました。
YURI☆さん
Instagram @y_k_camera
岡山県在住。12歳女の子、10歳男の子のママ。お子さんの日常記録のためにカメラを始め、旅先で出合った絶景と
ともに撮影している。
専門的な知識を生かしてベストな構図を調整
「撮影のときはその土地の風景を生かした写真にすることを意識しています」と教えてくれたYURI☆さん。写真の基本的な構図を忠実に守り水平をまっすぐ撮るように意識しています。 お子さんの立ち位置もすべて全体の構図を計算してから決定。写真でいちばん伝えたい風景を際立たせるためにお子さんの体や顔の向きなど細部にもこだわっています。
「洋服も必ず風景に同化しない色を選んでいます。赤色を積極的に取り入れているのですが、洋服が白い場合は小物を赤にするなどの工夫をしています」
撮影は家族で行くことも多く、主に中国・四国の絶景を巡っています。
「岡山県のおすすめは倉敷市と玉野市にまたがる『王子が岳』というスポットです。瀬戸内海に浮かぶ島と瀬戸大橋の絶景を一緒に撮影できますよ」
【YURI☆さんの過去の作品】
映画やCMのロケ地として有名な山口県の角島大橋。「光に照らされる白い砂浜とコバルトブルーの海、島に繋がる橋のすべてが絶景です」
香川県の高屋神社。「神社の鳥居から見下ろす瀬戸内海が本当に美し く、まさに『天空の鳥居』といえるスポットなんです」
愛媛県のJR予讃線、下灘駅。「海が見える絶景の駅として知られ、ホー ムに立つと広い海を一望できます。 夕焼けもおすすめです」
秋から冬へと季節が進むなか、あなたも休日に絶景を探しに出かけてみませんか?
Mart2023年秋号「いざ!『絶景』探しのクルマ旅」より
取材・文/丹下紋香