機能的でデザイン性も高い無印良品。おうちの中をすっきりスムーズにしてくれる収納アイテムがたくさん揃いますが、新たに加わった新素材のアイテムにぜひ注目を!
その正体は「ウォーターヒヤシンス」で、成長の早い水草を素材にしたものなのです。おうちの中の生活感も消し去り、柔らかい雰囲気にしてくれます。早速、ライターが実際に使ってみました。
展示会でも気になっていた商品でした
私がこの商品を始めて見たのは、メディア向けに開催された無印良品の展示会。販売前の商品も多く展示されていたのですが、パッと見て一目ぼれをしたのが、このウォーターヒヤシンスの収納アイテムたちでした。
どことなく素朴で、ほっこりした雰囲気は、自然素材ならでは。それなのに、本体はしっかり丈夫なんです。
このウオーターヒヤシンス、熱帯・亜熱帯地域に広く生息する水草の一種。成長がとても速いので、水面を埋め尽くすほどに増え、水の流れを止めてしまうこともあるのだとか。
その一方で、太く加工しやすい茎は、家具やバッグの素材として重宝されているのです。無印良品の商品は、 べトナム南部にあるメコン川から集めたウォーターヒヤシンスの茎を、現地の職人さんたちが加工したものだそう。
不要なものが必要なものとして生まれ変わる、そのシステムが素敵ですよね。
ライターイチオシは、取っ手付きのカゴ
いくつかの商品がある中で、私が使ってみたのはこちら。取っ手付きで横長のかたちが、純粋にかわいい! そして、中が見えやすく、収納アイテムとしても使い道がいろいろあるのでは、というのが選んだ理由です。
使ってみました① リモコンの収納に
いつもなぜだかどこに行ったのかわからなくなる、我が家のリモコンたち。テレビや電気のスイッチチェンジで、そのままにしてしまうのですよね。
それらを入れてみるとこの通り。余裕のある収納になり、これは良さそうです。部屋の掃除をする時も、このまま別の部屋に移動させるなどもできますね。横から見ると中が見えない、この絶妙な高さがやはりよいですね。
使ってみました② 朝食のパンやシリアル瓶入れ
家族の朝食の時間がバラバラで、棚の中からパンやシリアルを出したりしまったり…と、なんだか落ち着かなかったのです。何かよい方法はないかなぁと思っていた時に、このカゴに入れてみたところ、これがとてもよい!
食パンも大き目の瓶も、ちょうどよく収まりました。キッチンの棚にこのままおいておき、朝食時にこれだけ作業台に置いていますが、最後の人が戻すことで、いつでもすっきりしたキッチンが保てています。嬉しい! 汚れが気になる人は、底に何かペーパーなどを敷いておくのもよさそうですね。
使ってみました③ 布をかけたら表情が変わりました
自然の風合いがかわいい、ある意味「かわいい雑貨」なテイストなので、ちょっと遊んでみようと、手持ちの布をふわっとかけてみました。いい感じです♪ 読みかけの本や、届いたクーポン付きのはがきなど、ついついどこかに置いてしまうものをとりあえずここに、としてもよさそうですね。
いろいろなサイズがあり、蓋つきのものもあります。
みなさんもぜひ、チェックしてみてくださいね。
問い合わせ/無印良品
取材・文/新里陽子