いまだ観光客がワイキキを歩くことがなく、閑散としているというハワイ。その状況のなか、惜しまれつつ2月に閉店してしまった名店の味をご紹介します。Martが以前シェフを取材し記録したレシピで、美味しいハワイを思い出してみてください。
KAKA’AKO KITCHEN
数々の賞を受賞しているハワイの有名レストランがプロデュースする高級プレートランチ(お弁当)のお店「カカアコ・キッチン」。ワイキキから西へ車で10分、ワードセンターの一角にあり、ランチタイムには行列のできた人気店。閉店はしましたが、その味はケータリングの形で引き継がれているそう。
ハワイのローカルメニューとも相性がよい
かまぼこのだし入りフライドライス
カカアコ・フライド・ライス
たくさんの具材の味わいが折り重なって、複雑な美味しい味わいを生み出しているハワイアン・フライド・ライス。シンプルに塩・こしょう、醤油だけの味付けとは思えない美味しさ! 日本の中華料理店のチャーハンでもおなじみの、赤いかまぼこが味わいにも見た目にも一役かってくれている。
材料(2人分)
玉ねぎ………………………………… 1/4個
かまぼこ……………………………… 1/4個
スパム………………………………… 1/4個
ベーコン………………………………… 3枚
チャーシュー …………………………… 3枚
醤油 …………………………………小さじ2
卵 ………………………………………… 2個
ご飯 ……………………………… 茶碗2杯分
サラダ油 ………………………………適宜
目玉焼き用卵 ………………………… 4個
つくり方
1.醤油、卵、ご飯以外の材料をあらみじん切りにしておく。
2.ホットプレートを高温にセットして、温まったら、油を薄く引き、ベーコンと玉ねぎを炒め始める。
3.スパム、かまぼこ、チャーシューを入れて炒め、溶き卵を加えて炒め、すぐにご飯を入れて全体によく混ぜ合わせる。
4.周りに醤油をまわしかけ、塩・こしょうで調味する。
1.玉ねぎとベーコン から炒める。油の 出るものから炒めて全体が油っぽい仕上がりになるのを防止。
2.ベーコン、スパムはしっかり炒めたほうが美味しい。
3.卵を除いた素材の全部を炒めたところで、醤油を入れて、全体に混ぜ合わせ炒める。
4.ご飯を入れ、塩こしょうして混ぜ合わせる。
5.溶き卵を加えたら、すばやく混ぜ込み、火を通しすぎないように炒め混ぜる。
6.フライド・ライスは 横において、温めておく。
7.ホットプレートの 空いたスペースでスパム、目玉焼きを焼く。
8.皿にフライド・ライスを盛りつけ、こんがり焼いたスパム、 サニーサイドアップを盛りつける。
【再現完成】
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この記事は『ホットプレートがあればできる Mart「ハワイフードBOOK』をもとに再構成したものです。
撮影/宮川 久 取材・文・フードスタイリング/八代恵美子(atrio)