お茶どころ、静岡県には夏にぴったりの甘い抹茶があるんです。それは天明元年(1781年)の江戸時代から続く茶商、株式会社竹茗堂茶店が昭和8年に販売を開始したロングセラー商品「ウス茶糖」。年配の方から子どもまで世代を超えてファンの多い、ご当地ドリンクです。
ウス茶糖 袋(300g)¥500
ウス茶糖 箱詰ステックタイプ(13g×10本) ¥500
数種類の抹茶とシナモンが隠し味!
原料は抹茶、グラニュー糖、隠し味にシナモン。抹茶は数種類のものをブレンドしているのだそう。きめ細かい粉状なので、ダマにならずに溶けるのも嬉しいところ。
冷水にサッと溶かして飲むのがスタンダードな飲み方です。最初に甘さがしっかりとくるのに後味はさっぱり。ほのかに香るシナモンが抹茶のいい香りを引き立てています。グラスにうつる鮮やかなグリーンで映えもばっちり! 発売当初から抹茶と砂糖のバランスにこだわり続け、過去には製粉機を何度も変えるなど、何代にもわたって研究を重ねたとあって、ただ単純に甘い抹茶ではないのです。今回はアレンジとして牛乳で割った「抹茶オーレ」とスイーツにかけてみました!
飲み口はさっぱり!ウス茶糖で抹茶オーレ
ウス茶糖は牛乳にも溶けやすく、水で溶かした時よりもまろやかな味に仕上がりました。牛乳とほどよくマッチした甘さがふんわりと広がって、口当たりはとても優しめ。目覚めの良くない朝のスムージーがわりやノンアルコールの抹茶ミルクカクテルとしても美味しく飲めそうです!
わらびもちとバニラアイスに!濃い目のウス茶糖を贅沢がけ
冷たいバニラアイスの上でもすぐに溶けていくので、食べる直前にかけてみて。味は抹茶アイスそのもの。甘さがしつこくなることはなく、バニラアイスの風味も活かすので相性抜群のアレンジです。
わらび餅には黒みつの代わりとして!からめて食べたあと、残った抹茶蜜までペロリといけちゃいそう。
アレンジ多彩、夏のおやつに大活躍!
ほかにも、溶かしたウス茶糖を製氷皿に入れて凍らせると一口サイズの抹茶アイスに、濃い目に溶かしたウス茶糖をかき氷のシロップにと、夏の子どものおやつにもぴったり。購入は静岡県内の各直営店舗ほか、オンラインショップにて。発売から87年のロングセラーを誇る”静岡の夏の味”をぜひ味わってみて!
【お問い合わせ先】
株式会社 竹茗堂茶店 http://www.chikumei.com/usuchatou/
オンラインショップ https://www.rakuten.co.jp/chikumeido/
文・写真/松下文香
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