川崎、横浜の主要駅から少し離れると緑地が広がり、畑やビニールハウスが目立つエリアの中に佇む「ヴィレッジセド」。川崎市にある農家レストランで、齋藤農園の敷地内にあり、季節の花や植物を眺めながら入店。店内の様子や、隣接の畑で採れた野菜を使ったメニューをご紹介します!
店内は無垢の板張りを使ったナチュラルインテリアでくつろげる空間に
頻繁に野鳥が来て顔をのぞかせたり、飛び立つ姿も見られてほっこり。季節によって様々な植物が見られ、視覚からも四季を感じることができます。
もともと、ここは車庫だったそう。「日本製の高品質なベニヤで、隠れ家のようなラフな雰囲気を残してつくりあげて下さいました」とスタッフの方が話してくれました。展示も月イチペースで変わるそうなので、訪れる楽しみが増えます。
彩り豊かな野菜とお肉のワンプレートランチに身体が喜ぶ!
野菜は旬のものを使用。ビビンバ風に混ぜて食べると、食感が楽しい! 隣の畑で採れた野菜を調理しているので、まさに今の季節に食べられるものが並びます。
セットのサラダは、カラフルでボリューミーな1品。中でも珍しいと思ったのは、獅子柚子のワタ。甘く煮て乾燥させたもので、ほのかな柚子の香りとやわらかい食感がサラダとマッチして大満足! スープは、玉ねぎを炒めて甘みを出し、仕上げ直前で入れるほうれん草のシャキシャキ食感が美味しい!
周りの野菜は常時6種類。旬の野菜を使っているのもうれしい(この日の旬野菜はのらぼう菜)。ひき肉はコチュジャンで味付けられ、ピリッとスパイシー。ビビンバをイメージしていますが、ターメリックライスにすることで少しエスニックな味わいに仕上げられています。
乾燥させたごぼうを戻して調理。乾燥させているから、うま味が凝縮されて、噛めば噛むほど香りが楽しめます。食感も、シャキシャキ。
ランチドリンク(¥100)でごぼう生姜茶を注文。香ばしさと生姜のスッキリした味が、食事によく合います。
どれにしようか迷う時間も楽しい!お手製スイーツ
なんと、梅が入ったシフォンケーキと聞きオーダー。「自家製梅ジャムを使い、しっとりした生地に仕上げています。甘すぎない爽やかな味を楽しんでください。他に夏みかんなど、季節毎で採れるものを使ってオリジナルシフォンケーキをつくっています」とのこと。
こちらもオススメ! バタークリームの中に、砕いたくるみを混ぜ込み、ふんわり生地で優しく包んでいます。くるみも、隣接の畑で採れたものを使用。素朴な味わいに癒されます。
アクセス情報
Village SEDO(ヴィレッジセド)
神奈川県川崎市麻生区下麻生2-47-5
TEL : 070-8967-1167
https://village-sedo.com/
■OPEN
毎週 木・金・土・日曜日
11:00 – 16:00
Gallery&Shop 11:00 – 16:00
Lunch 11:00 – 14:30 (L.O.)
Cafe 14:30 – 15:30 (L.O.)
■アクセス
(電車)
小田急線柿生駅からバスで10分(下麻生下車徒歩2分)
(車)
敷地内10台程度パーキングスペースあり
旬なものをたっぷりいただきたい時、自然の中でゆっくり過ごしたい時はぜひ、足を運んでみてください! 車での利用が便利なので、ドライブがてら行くのもオススメです。
取材・文/森岡陽子