いよいよ冬休み。年末年始は帰省や旅行に出る人も多い時期。そんな時の旅のおともといえば駅や空港で買えるお弁当。利用者の多い東京駅にあるエキュート東京、大丸東京店、駅弁屋祭の3カ所で人気のお弁当を聞いてみました。
【エキュート東京】駅構内にある33店舗の商業施設
東京駅のエキナカ商業施設「エキュート東京」には約10店でお弁当を販売しています。1番人気は「つきじ喜代村」の「深川弁当」(¥1,300)。生姜をきかせて甘辛く味付けした大津美のあさりをたっぷりご飯の上に敷き詰めていて、開店以来不動の人気を誇るお弁当です。
![「エキュート東京」の「鶏づくし弁当」](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/12/27014713/948c330c8322544f6d7f577860823a13.jpg)
2位は「串くら東京・御池」の「鶏づくし弁当」(¥1,400)。丁寧に焼き上げ、特製の山椒たれに漬け込んだもも焼きでご飯が進むお弁当。ご飯にも山椒たれを混ぜ込んでいて、ボリュームはありますが、さっぱり食べられます。
![「エキュート東京」の「熊本あか牛のステーキとハンブルグステーキ弁当」](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/12/27014711/949ff10e31ae3b09b8ebfb9e207e764f.jpg)
3位は「つばめグリル デリ」の「熊本あか牛のステーキとハンブルグステーキ弁当」(¥1,550)。赤身の美味しさが特徴の「熊本あか牛」のステーキと、つばめグリルで人気の「ハンブルグステーキ」を一度に味わえる東京駅ならではの豪華弁当です。
エキュート東京:https://www.ecute.jp/tokyo
【大丸東京店】東京駅に隣接!デパ地下グルメ弁当
駅隣接ということで、東京駅から出かける人のお弁当購入場所としても人気です。地下の食品フロア「ほっぺタウン」には全長60mの“お弁当ストリート”があり、約1000種のお弁当を販売しています。そんな大丸東京店で人気No.1といえば、「創作鮓処 タキモト」の「ドリームプリティミルフィーユ」(¥1,595)。ねぎとろやいくら、あわび、サーモン、えび、かに、かれいなど、新鮮なネタとシャリが層になっていて、中にはアクセントにきくらげ、高菜、鮭フレーク、たらこが入っているので様々な味が楽しめます。
![大丸東京店の「具だくさん海鮮ちらし」](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/12/27014704/0a65e47a2d679ef1319e381b8f3730e8.jpg)
2位は「穴子寿司 平島」の「具だくさん海鮮ちらし」(¥1,180)。まぐろ、いか、サーモン、子いくら、ししゃもっこ、ねぎとろなど、一面に隙間なく海鮮具材を敷き詰めた、まさに具だくさんなちらし寿司。どこを食べても具材感があって、食べる場所によって違った美味しさを味わえます。
![大丸東京店の「デミグラスハンバーグ&牛サガリのガーリックライス御膳」](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/12/27014709/d52ad56a52b041986f48a7bcf100eee4.png)
3位は「イーション」の「デミグラスハンバーグ&牛サガリのガーリックライス御膳」(¥1,190)。肉好きにうれしい、ハンバーグと牛サガリの両方が楽しめるお弁当。ハンバーグは特製のデミグラスソースでコクのある仕上がりに。ご飯もガーリックライスになっていて肉との相性が抜群。ガッツリ食べたい時におすすめです。
大丸東京店:https://www.daimaru.co.jp/tokyo/
【駅弁屋 祭 グランスタ東京店】日本各地の人気駅弁がそろった人気店
日本各地の人気駅弁を集めた、駅弁の“セレクトショップ”。毎日届くお弁当は約150種類。人気のお弁当は入荷時間に合わせて買いに来る人もいるほど。旅行のおともとしてだけでなく、日常で駅弁が食べられるのも人気です。そんな日本各地の駅弁の中で1番売れているのが「新杵屋」の「牛肉どまん中」(¥1,350)。山形県の駅弁で、山形新幹線開業に合わせて誕生した駅弁です。甘辛い特製のたれで味付けした牛そぼろと牛肉をご飯の上にたっぷりのせた牛丼風。様々な駅弁フェアでも常に上位にランクインする大人気駅弁です。
![駅弁屋 祭 グランスタ東京店の「チキン弁当」](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/12/27014702/115c123dfe59a0c20ce167bc09791583.jpg)
2位は「JR東日本クロスステーション」の「チキン弁当」(¥900)。老若男女問わず大好きなチキンライスと唐揚げのセット。新幹線開通時に誕生し、来年で発売から60周年となるレジェンド的駅弁です。ケチャップベースのトマトライスは優しい味わいで唐揚げとの相性も抜群。チキンライスの上にはスクランブルエッグがのっていて、この部分はオムライスという感じです。ロングセラーになるのも納得の味わいで、1000円以下という価格も魅力。
![駅弁屋 祭 グランスタ東京店の「炭火焼風牛たん弁当」](https://data.mart-magazine.com/wp-content/uploads/2023/12/27014719/1a2cc3075259e7ab29930ccf28f56340.jpg)
3位は「JR東日本クロスステーション」の「炭火焼風牛たん弁当」(¥1,300)。加熱機能付きの容器を使用したお弁当。紐を引くとお弁当が温まり、ほかほかの状態で食べられるという画期的なスタイルで発売当時かなりの話題になった駅弁です。付属の「塩竃の藻塩」は宮城県塩釜沖の海水を、ホンダワラという海藻を通して煮詰めてつくったもの。柔らかい牛たんに南蛮味噌や「塩竃の藻塩」をお好みで付けて楽しめます。
駅弁屋 祭:https://foods.jr-cross.co.jp/matsuri/
どれも美味しそうで迷うところですが、各店ほかにもたくさんのお弁当があるので、実際に店舗に行ったらもっともっと迷ってしまうはず。でも、迷う時間も楽しいもの。お出かけのおともはもちろん、年末年始の団らんでも美味しいお弁当を味わってみてはいかがですか。
取材・文/岡部礼子