新しいマンションや戸建てが多く立ち並ぶ埼玉・ふじみ野エリア。緑豊かな環境で子育てがしやすく、都心へのアクセスもいいため、他県から転勤で引っ越してきてそのまま住み続ける人が増えています。
ママ友と集まるときには、前に住んでいた県や出身地域のおすすめ商品の情報交換が定番になっているそう。そんなふじみ野に住む、秋田県出身の立石さんのイチオシが「あま塩しょうゆ」です。
「あま塩しょうゆ」は秋田県湯沢市にある1867年創業の老舗醤油店「ヤマモ味噌醤油醸造元」で製造されているしょうゆです。秋田県では甘い風味のしょうゆの人気が高く、この「あま塩しょうゆ」を常にストックしている家庭が多いそう。
「名前の通り甘みが強いしょうゆなのですが、塩分とのバランスがいいので料理の味つけにも使えて重宝しています。定期的に秋田からお取り寄せして、毎日の食事づくりで活躍しています」(立石さん)
とろみはなくサラッとした液体のしょうゆで、ほんのりと甘いだしが香ります。通常のしょうゆより塩分が25%もカットされているので、体にやさしいのが特徴です。
まずはシンプルに
卵かけご飯で味わって!
生卵を割ったご飯の上に「あま塩しょうゆ」をかけるだけで、絶品卵かけご飯の完成です。程よい甘さが卵のまろやかな旨みを引き立ててくれます。「口当たりがマイルドなので、とろ~り溶けた黄身にすっとしょうゆの味がなじみます。我が家ではパパが朝ごはんによく食べています」(立石さん)
「あま塩しょうゆ」を使った
簡単アレンジレシピ
【1】魚の照り焼き
材料(2人分)
魚の切り身(今回はメカジキを使用)…3切れ
あま塩しょうゆ…大さじ3
酒、みりん…各小さじ2~3
バター…80g
片栗粉…大さじ1
つくり方
【1】メカジキに塩少々(分量外)、片栗粉をまぶします。
【2】熱したフライパンでメカジキを両面焼き、焼き色がついたらバターを入れてあま塩しょうゆを全体にまわしかけて酒、みりんを加えます。調味料がメカジキになじんだら完成です。
「しょうゆで味がしっかりつくので、みりんは少々加える程度でOKです。甘じょっぱい味つけでごはんもすすみますよ」(立石さん)
【2】そぼろ丼
材料(2~3人分)
ひき肉(今回は豚を使用)…150g
あま塩しょうゆ…大さじ3~4
酒、みりん…大さじ1
ごま油…小さじ2~3
チューブしょうが…約2cm
卵…2個
パプリカ、スプラウト…適量
つくり方
【1】ごま油をひいたフライパンでひき肉の色が変わるまで炒めます。
【2】チューブしょうが、酒、みりんを加えてから、あま塩しょうゆを全体にまわしかけます。
【3】煮詰まって汁気が少なくなってきたらそぼろの完成です。炒り卵とパプリカ、スプラウトを彩りで添えてご飯に盛りましょう。
「そぼろは多めにつくって、小分けにした状態でラップに包み冷凍保存しています。使いたいときには電子レンジで解凍するだけ。おにぎりやチャーハンの具、うどんのトッピングなどいろいろな料理にアレンジできますよ」(寺倉さん)
ほかにも煮物や海鮮丼など、幅広く使えて便利な「あま塩しょうゆ」。ラベルもおしゃれでギフトにもおすすめです(英字ラベルのあま塩しょうゆはインターネット通販や秋田県南の一部スーパーで取り扱っています)。ぜひ試してみて!
あま塩しょうゆ300ml ¥540(税込)
【お問い合わせ先】
ヤマモ味噌醤油醸造元
http://yamamo1867.com
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撮影/相澤琢磨(光文社写真室) 取材・文/丹下紋香