2月28日（火）に発売された「たまご」と「あん＆バター入りホイップ」は、発売から3日間で110万食を突破。3月7日（火）に発売になった「焼きそば」も大好評。結果、発売から12日間の3種類の累計販売数合計が500万食を突破するほどの大反響を呼んだ「生コッペパン」シリーズ。今週、新たに2種類が発売になりました。
「生コッペパン（コロッケ＆ミートソース）」は発売初日に入手困難!?
「コッペパン」というと、昭和世代には給食で食べていた、思い出のある懐かしのパン。一方で平成のコッペパンブームでは、具材をたっぷりサンドしたふんわり、大きなパンが人気となりました。幅広い世代が食べたことのあるコッペパンですが、 “生”という付加価値を付けて新たに生まれ変わらせたのがファミマの「生コッペパン」シリーズです。
今回登場したのは、「生コッペパン（イチゴジャム＆マーガリン）」（￥138）と「生コッペパン（コロッケ＆ミートソース）」（￥160）。コッペパンの“具”としては比較的定番といえますが、発売初日、お昼需要の波を終えてからと店舗に足を運ぶと、「生コッペパン（コロッケ＆ミートソース）」がない！！
別の店舗に行ってもやはり見当たらない。発売日を間違えたかもと確認しましたが3月14日（火）で間違いなし。お店の人に聞いてみると、一緒に売場で探してくれました。棚の一番奥に1個だけ残っていた「生コッペパン（コロッケ＆ミートソース）」を発見！無事ゲットできました。ちなみに、コンスタントに入荷するのでご安心をとのこと。
何がそんなに人気なの？と思って、さっそく開封。なに、このボリューム！定番の具材と言いましたが、コロッケだけでなくミートソースもたっぷりで、こんな組み合わせはなかなか見ないかも。
この具材のボリュームに押され気味なのがもちっと生地のコッペパン。この生地が今回の「生コッペパン」の要でもあります。生クリームを加えた生地にさらに水分量を多く含ませることで実現した独特の食感。絶妙な配合と、発酵温度、焼成時間を調整することで生まれるしっとり＆もっちりが“生”のいわれでもあります。
生地がほんのり甘くてしっとりしていてパンの口どけがいいので、コロッケやミートソースの味と相まって、いい塩梅。ガッツリ派向けの印象ですが、このパンのおかげでグッと食べやすく感じます。しかも￥160。これ1個でもおなかが満たされますね。人気なのもうなづけます。
もう一つは「生コッペパン（イチゴジャム＆マーガリン）」。こちらは生地をこね上げてから、通常の約3倍の生地を休ませて、通常よりも低温・短時間で焼き上げ、くちどけのいい食感に仕上げています。生クリームを加えたしっとりしたブリオッシュ生地は、甘いフィリングとの相性が抜群。
イチゴジャムの甘酸っぱさと、マーガリンの塩味の組み合わせはもはや言うことなしですが、それがブリオッシュ生地とマッチして、懐かしい印象のコッペパンが新しい味わいに感じます。
すでに発売されている「生コッペパン」もチェック！
ちなみに、第一弾で発売された「生コッペパン（たまご）」（￥138）、次に発売になった「生コッペパン（焼きそば）」（￥168）で使われている“生コッペパン”はどちらも「もちっと生地」。惣菜系にはこの「もちっと生地」が合うんですね。
「生コッペパン（たまご）」は、たまごフィリングにもこだわっていて、従来品より卵黄由来のたまごのコクをアップさせているそう。これがコッペパンの食感とマッチ。ちょっとリッチな味わいになっています。
「生コッペパン（焼きそば）」は、香ばしいソースで味付けした中太のもちっとした麺をサンド。生地がしっとりしているので麺のもちっと感と違和感なく、一体感があっていいですね。マヨネーズと紅生姜がトッピングされていて、その酸味や風味がいいアクセントになっています。たっぷり焼きそばが入っているのでボリュームも申し分ない
「生コッペパン（イチゴジャム＆マーガリン）」の「くちどけ生地」は、「生コッペパン（あん＆バター入りホイップ）」（￥138）にも。生クリームをプラスしたブリオッシュ生地は、甘いフィリングに合いますね。
売れているのにはワケがある。ということで、結論はやっぱり美味しいということ。コッペパン生地を意識して食べると、しっとり、もっちり、口どけのよさを実感できるはず。早くも5種類に増えたラインナップで、気分によって選べるのもうれしいですね。ぜひ、この“生”感を体験してみてください。
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取材・文／岡部礼子
