季節がら、旬のいちごやバレンタインのチョコレートが目立っていますが、常時、梅菓子をバッグに入れて持ち歩いている梅好きとして見逃せないのが、この時期の梅グルメ。ちょっと気になる商品をご紹介します。
【しゃぶしゃぶ温野菜】実は映える!一番人気の「梅たんしゃぶ」登場
多彩なだしで、肉や野菜など手軽にしゃぶしゃぶが食べられると人気の「しゃぶしゃぶ温野菜」。定番の「牛テールと香味野菜の和牛だし」や「極み白醬油と手火山式本枯節三代目極みだし」など9種類のだしのほか、シーズンごとに登場するだしが毎回話題になっています。今回登場しているのが「極み梅だし」を使った「梅たんしゃぶ」。
これは期間限定メニューの中でもトップクラスの人気で、ファンにとっては待望の登場でもあります。気になる「極み梅だし」は、職人が手作業でつくり上げる「手火山式本枯節」に紀州南高梅を加えた特製のだし。程よい酸味と旨味が絶妙な、あっさりコク深い味わいです。ここに紅芯大根と梅の花に見立てた麩が入っていて、ほんのりピンクの“かわいい”だしというのもポイント。
食べ放題と御膳がありますが、圧倒的に食べ放題がおすすめ。「梅たんしゃぶ」(¥4,378)のほか、「梅黒毛和牛コース」(¥5,368)、「梅厳選牛とイベリコ豚コース」(¥3,838)があり、おかわりできる肉の種類が異なります。
肉が食べ放題になるので、育ち盛りの子どもがいてもお財布は安心。そして何より、野菜がたっぷり食べられるのがうれしいですね。家だと買った野菜を使いきることを考えて同じ野菜が続いてしまったり、食べ慣れない野菜には手が伸びなかったり、価格で選んでしまうこともありますよね。でも、ここなら、とにかく気になる野菜をいろいろ楽しめます。普段あまり食べないものにチャレンジできるのもいいですね。
今回の「極み梅だし」には、紅芯大根のほか、鮮やかな黄色の甘いにんじん「金美人参」やクレソンといった鍋には珍しい野菜が食べられます。レタスや水菜、ニラ、もやし、ねぎなどおなじみの野菜もあって、野菜だけでも迷うほど種類があるのは、野菜不足が気になる人にもうれしいポイント。だしに入っている梅干しは崩して味わいをプラスしたり、崩した果肉を薬味のように肉や野菜にのせて食べたりして楽しめます。
食べ放題コースならほかのトッピングやサイドメニューも食べ放題。60種類以上た食べ放題になるなんて幸せ以外の何者でもないですね。だしの味を堪能しつつ、サイドメニューで口直しして、またしゃぶしゃぶを味わう、まさにエンドレス。そして、最後はうどんや雑炊、今回の「極み梅だし」ならお茶漬け風にして食べるのもおすすめ。特製のだしに、肉や野菜の旨味がしっかりをしみ出した最高の味は存分に堪能すべき!体も温まって、満足感MAXです。
おうちでお鍋を楽しむ機会が多い時期ですが、ひと味もふた味も異なる、お店でしか食べられない“お鍋”を家族で味わってみてください。
しゃぶしゃぶ温野菜:https://www.onyasai.com/
【AKOMEYA TOKYO】梅関連商品が30種類大集合の「梅ふふむ」フェア開催中
日本各地の様々な種類のお米を中心に、ご飯に相性のいい食材や出汁、調味料、食器、調理器具などを扱う「AKOMEYA TOKYO」。店頭にはひと足早い“春支度”として、梅関連商品がそろっています。
梅干しといえば、おにぎりやお茶漬けの“具”としても定番。お米との相性のよさは誰もが知るところ。ですが、梅干しは奥が深い。梅の種類や味付けでいかようにも変化する食材です。和紙袋に包まれた大粒の梅干しは、昆布だしを加えて漬け込んだ「邑咲(むらさき)」、はちみつで酸味を抑えたが特徴の「はちみつ梅干」、まろやかな酸味とほのかな甘さの「うす塩」(各¥303)。丁寧にお米と向き合いたくなる特別な梅です。
おすすめは、新商品として登場している「梅びしお」。梅びしおとは、梅肉のペーストに砂糖やみりんを加えて加熱した調味練り梅。昔は家庭でもつくっていたご飯のお供です。昔、何度かつくったことがありますが、まあまあ手間がかかります。
そのままご飯にのせたり、野菜をディップしたり、お湯に溶いて飲んだり、いろいろ楽しめます。AKOMEYA TOKYOの「梅びしお」はかつおが香る梅肉に国産しそと枕崎産かつお節を加えた「かつお」と昆布梅肉に北海道産がごめ昆布を加えた「こんぶ」の2種類。それぞれ異なる味が楽しめます。
ほかにも梅のお酒や梅のお菓子、梅小紋の模様がかわいい「うめ色」の鉄急須など、梅にまつわるアイテムがいっぱい。いろいろな梅の魅力を体験してみてください。
AKOMEYA TOKYO:https://www.akomeya.jp/shop/default.aspx
【カルビー】おなじみのスナックに梅味が登場!「梅まつり」開催中
ポテトチップスでおなじみのカルビーですが、いろいろな商品を販売しています。どれも人気で新フレーバーが出るとチェックせずにはいられないという人も多いのでは。カルビーでは毎年この時期、梅味の新商品が出ていますが、今年は5つのブランドで梅味が登場しています。
「かっぱえびせん 紀州の完熟梅味」は、紀州の完熟梅の酸味と「かっぱえびせん」の風味のバランスが絶妙で、まさに‟やめられない、とまらない♪”味。しかも、「梅花びら占い」として、出たらハッピーな梅の花びら型の「かっぱえびせん」が入っているかも。こんな遊び心もある「かっぱえびせん 紀州の完熟梅味」は家族の団らんにもぴったりです。
「ポテトチップスギザギザ® 梅こんぶ味」は、紀州の梅の甘酸っぱさと塩昆布の旨味でまろやかな味わい。実はこちら、再販要望が高く5年ぶりに発売になった商品。“ギザギザ”の食感や食べ応え感はおつまみにもおすすめです。
「じゃがりこ 梅味」は、しその香りと程よい酸味のシンプルな梅味。じゅわっと染み出る梅本来のおいしさが楽しめるのは、梅を練り込んでいるからこそ。じゃがりこのザクザク食感であっという間に食べ進められてしまいます。
「サッポロポテトつぶつぶベジタブル はちみつ南高梅味」は、紀州南高梅のはちみつ漬けの味わいを「サッポロポテトつぶつぶベジタブル」で表現したスナック。はちみつの甘味と梅の酸味をともに楽しめる絶妙な味わいです。
個人的な大本命は「堅あげポテト 梅味」。紀州産南高梅を使用したシンプルな梅の味わいを、梅しそパウダーで引き立て、隠し味の黒糖で深みを出しています。カリカリした食感、噛むほどに美味しさが広がる堅あげポテトと上品な梅の味わいがクセになります。
どれも限定品なので、売り切れ次第終売となるので、気になるものからゲットするのがおすすめ。日持ちもある程度するのでまとめ買いもアリですね。
いろいろな形で楽しめる梅グルメ。梅の花が咲くこの時期だけのお楽しみなので、ぜひ、思いのままに梅三昧を体験してください。
取材・文/岡部礼子