全国800店を超えるすべての店舗で粉から打ったつくり立てうどんを提供する丸亀製麺。定番メニューはもちろん、期間限定メニューも毎回注目です。この冬メニューとして、株式会社TOKIOと共同開発した「俺たちの豚汁うどん」、冬限定の「牡蠣たまあんかけうどん」、目の前でグツグツつくる「鍋焼きうどん」、あったかい「丸亀うどん弁当」といった多彩なラインナップが登場しました。
丸亀製麺×株式会社TOKIOの共創「俺たちの豚汁うどん」
11月29日(火)から発売になったのが「俺たちの豚汁うどん」(並¥790、大¥920、得¥1,050)。うどんに合うように試行錯誤を繰り返して誕生しました。まずこだわったのが味噌。数十種類の味噌から厳選してブレンド。さらに北海道産の真昆布や複数の削り節からひくだしを使用し、濃厚でコク深く、だしの風味を感じるスープになっています。
おろししょうがやにんにくで香りを出し、隠し味にコチュジャンとオイスターソースで旨みとコクをプラス。そこに、甘みと風味、粘度を増すためにじゃがいものペーストを加え、麺に特製味噌だしが絡むようになっています。
具材は特製味噌だしに合う食材から、豚肉、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、ごぼう、油揚げをチョイス。煮込むことで野菜の甘みが引き出され、より美味しいスープになっています。具材たっぷりの“豚汁”には、仕上げに白胡椒をふっているのですが、これがいいアクセントに。松岡昌宏さんのアイデアだそうです。
そして、特製味噌だしに合わせているのが釜抜き麺。麺をゆでた釜から直接すくい上げる麺のことで、水で締めていないのでモチモチ食感。これにスープが絡んで美味しくいただけます。普段食べることがなかった釜抜き麺ですが、濃厚な特製味噌だしによく合っています。
「俺たちの豚汁うどん」にニラとバターをプラスした「俺たちのニラバタ豚汁うどん」(並¥890、大¥1,020、得¥1,150)もあり、こちらはバターのまろやかさと、刻んだ生のニラの食感と香りでグッと個性的に。クセになる味です。バターと刻みニラは単品でトッピングできるので、「俺たちの豚汁うどん」にどちらかをプラスするのもOK。「俺たちのニラバタ豚汁うどん」に“追いバター”、“追いニラ”もアリですね。
さらに無料薬味のすりごまやおろししょうがをトッピングするのもおすすめ。香七味で辛味と風味をプラスしてもいいですね。また、温泉玉子(¥90)や天ぷらをのせてちょっと贅沢なアレンジも味わってみてください。とにかく特製味噌だしが美味しいので、トッピングを楽しみながら最後まで美味しく食べたい一杯です。
丸亀製麺の冬の名物!新作も加わった「玉子あんかけ」と「鍋焼きうどん」
丸亀製麺の冬メニューといえば「玉子あんかけ」。とろとろ、ふわふわ食感の玉子あんは、優しいだしの風味を感じられるとファンの間では冬の定番となっている人気商品。今年は4種類登場します。
まずは「牡蠣たまあんかけうどん」(並¥720、大¥850、得¥980)。広島県産浜ゆで牡蠣が6個も入った贅沢な一杯。海のミルクともいわれる牡蠣ですが、水揚げ後すぐに海水でゆでた牡蠣は新鮮でぷりっとした食感が楽しめます。磯の旨みが玉子あんかけとマッチして、牡蠣好きにはたまらない味わいです。
今年は「紅生姜玉子あんかけうどん」(並¥580、大¥710、得¥840)が新作として仲間入り。丸亀うどん弁当で新しく定番入りした紅生姜バラ天をトッピングした玉子あんかけうどんで、紅生姜のピリっとした辛さと玉子あんの相性が抜群です。ほかに、ベースとなる「玉子あんかけうどん」(並¥490、大¥620、得¥750)、明太子をトッピングした「明太玉子あんかけうどん」(並¥580、大¥710、得¥840)もあり、いろいろな玉子あんかけを楽しめます。
また、冬にぴったりのメニューとして登場しているのが「鍋焼きうどん」(¥790)。サッと食べるイメージが多い丸亀製麺ですが、注文を受けてからつくる熱々の「鍋焼きうどん」は、具材も豊富でゆっくりと味わいたい一杯。
すっきりしながら、やや甘みのある特製鍋焼きだしは、えび天、肉団子、油揚げ、春菊、白ねぎ、温泉玉子など具材との相性も抜群。熱々のうどんをフーフーしながら食べるのがいいですよね。おなかの底から温まる「鍋焼きうどん」で寒い冬も乗り切れそう。
テイクアウトの新定番「丸亀うどん弁当」も冬仕様
そして、丸亀製麺といえば、「丸亀うどん弁当」。累計2800万食販売している大人気商品。夏場は冷たいうどんをご紹介しましたが、これからの季節は熱々・打ち立てを詰め込んだ「丸亀うどん弁当」が登場。お店の冬メニューにもあった玉子あんかけも「丸亀うどん弁当」になりました。「えび天玉子あんかけうどん弁当」(¥620)です。
北海道産の真昆布、厳選されたかつお節などでつくる香り高い白だしをベースにした玉子あんかけをテイクアウトで味わえるのはうれしいですね。できるだけ熱々を味わえるようにと、実は容器も進化していました。保温性、密閉性に優れ、手で持ったときに熱く感じにくい断熱性の高い容器になり、よりテイクアウトで美味しいうどんが食べられるようになりました。食器も汚さないのでこれからの忙しくなる時期や冬休みなどに、活用したいですね。
温かい「丸亀うどん弁当」はほかにも。「かしわ天うどん弁当」、「えび天うどん弁当」(各¥520)、「紅しょうがバラ天うどん弁当」、「定番うどん弁当」(各¥390)は、冷たいうどん、温かいうどんが選べます。
様々な冬メニューが勢ぞろいしている丸亀製麺。定番メニューもいいですが、今しか食べられない期間限定メニューはやっぱり気になるところ。どれも熱々で寒くなった今の時期にぴったりです。家族みんなでフーフー言いながら食べるのも楽しいですね。これからの時期、お好みのうどんで体の中から温かくなってみてはいかがですか。
丸亀製麺HP:https://jp.marugame.com/
取材・文/岡部礼子