パンケーキやフルーツサンド、マリトッツォなど、たびたびブームを起こして行列店続出のスイーツ界ですが、2022年はバター系スイーツに注目しています!フランス産発酵バターが日本に浸透したのをきっかけに、増える美味しいバタースイーツの中でおすすめの3つを選びました。
【OIMO】256層の繊細なパイ生地は上質なバターでできている!
OIMO は三軒茶屋店、二子玉川店に続いて、3店舗目の東京ギフトパレット店が今年オープンし、ますます人気の生スイートポテト専門店。私は最寄り駅に期間限定で出店していた時、買って試したところその美味しさに惹かれ、期間中3度買いに行きました。
食べて一番驚いたのは、256層のパイ。生地の油脂分はなんとバター100%!これ以上のサクサクはないというサクサク感。冷凍保存なので解凍して食べるのですが、常温15分置き程度でおいもの絶妙なやわらかさとパイの食感、ひんやり具合がちょうどいい状態になります。国産さつまいもペーストにもバターが練りこまれていて、芳醇なバターの香りが広がります。
生スイートポテトをホクホク食感で食べたい時は、冷凍庫から出してレンジで30秒加熱すると、おいもがとろけてやわらかくなり、また違った味わいになります。バター生地は、少し温まることでさらに香りが広がってふわっふわ!温めても冷たくても美味しい生スイートポテトは、プレーン、ブリュレ、抹茶、ほうじ茶、カカオ、紅芋の6種類。まずはプレーンから味わってみてください!
※冷凍保存で日持ち14日間
【ボンボンロケット】バターサンド専門店の逸品!バタークリームの軽さに感動
BonbonROCKettは2013年にオープン。バターサンド専門店としてYouTubeで紹介されていたところを発見。注文したくてもいつも完売!の大人気店ですが、がんばって通販サイトに張りつきなんとかゲット、買うプロセスも楽しめました。店舗は神戸と京都の2店舗、あとはwebサイトで購入可能です。バタークリームを挟んでいる厚めサブレは、サックサクでバターとの相性抜群!店名の頭文字「B」の焼き印が、バターサンド専門店のこだわりを感じます。
ひとつひとつ丁寧に包まれ、フレーバーごとに番号のラベルがついています。no.05ピスタチオ、no.20チーズケーキ、no.33チョコカシス、no.42甘夏、no.83抹茶ミルク、no.130杏仁チェリーの6個入りセット。この他サイトには、常時20種類のバターサンドが掲載されているので、食べたい味をチェックしてみて!
※要冷蔵、消費期限は5日間です(出荷日含む)
http://bonbonrockett.shop-pro.jp/
【ライフイズパティシエ】素材にこだわった6種のフレーバーで1個ぺろりと完食!
2020年1月のオープン時に内覧会に参加して以来、すっかりファンの「LIFE IS PÂTISSIER(ライフ イズ パティシエ)」がつくるバスクバターサンド。バタークリームには、北海道産の最高級バターを使用。解凍して1日目はバスク生地がサクサク、2日目はバタークリームがじんわりしみ込んでしっとり食感に変わり、酸味のあるヨーグルトやフランボワーズ、お酒が入ったものは2日目に食べると生地になじんで甘みを増して、より美味しく感じました!
バスク生地(クッキーとケーキの間のような食感)だけ食べても美味しいのに、贅沢にもバタークリームをたっぷりサンド。そのバタークリームがまた秀逸!
フレーバーは6種類であまおうと北海道産ヨーグルト、エクアドル産チョコレート、イタリア産ピスタチオとフランボワーズ、シャインマスカットとマール酒、フランス産塩キャラメルとナッツ、ココナッツとパイナップル。
※こちらの商品は冷凍便での配送となります。
※解凍後は必ず冷蔵保存でお早めにお召し上がりください。
https://www.life-is-patissier.com/shop
バタースイーツと聞くと、アラフォー世代には重たいのでは?と手が出せずにいた方、オススメしたこの3品は特に上質なバターを使っているので、生クリームよりも気軽に食べられるはず。進化しているバタースイーツの魅力をぜひ試してみてください!
取材・文/森岡陽子