暑くなってくると恋しく(?)なるのが辛いメニュー。食べたくなっても、子どもがいると、なかなか家庭で本格的な辛い料理をつくることは少ないかもしれません。そこで、今回は今、食べられるピリ辛・旨辛・激辛なメニューをご紹介します。
初級 「レッドロブスター」のシーフードシュリンプトリオ
今年、日本上陸40周年を迎えた「レッドロブスター」。様々なフェアを開催していますが、現在行われている「JAPAN × WORLD」では、海外の「レッドロブスター」とのコラボメニューが楽しめます。
その中でおすすめなピリ辛メニューが「シュリンプトリオ」(¥2,849)。東アジアエリアのレッドロブスターのメニューで、3種類の海老料理を盛り合わせていてシェアするのにぴったり。アジア料理といえば海老のイメージですが、実際、海老好きが多い東アジアエリアで人気なのだとか。
「シュリンプトリオ」は、天然シータイガーの「チリシュリンプ」、ラクサ風ソースにつけて食べる「シュリンプフリット」、五香粉(ウーシャンフェン)を使って仕上げた「デビルドエッグ」の3種類。見た目にも豪華でそれぞれ違った味が味わえるので、家族でシェアしてぜひ楽しんでください。
レッドロブスター:https://www.redlobster.jp/
中級 「しゃぶしゃぶ温野菜」のトムヤムクン鍋&ピリ辛味噌鍋
家族で鍋を囲める人気店「しゃぶしゃぶ温野菜」では、初夏の限定メニューとして2つの鍋を販売中。ひとつは6月23日(木)までの「トムヤムクン鍋」(食べ放題コース¥4,158)。
そう、あのトムヤムクンの“酸っぱ辛い”味とエビの旨みが特徴的な世界三大スープ。お肉に合うようにバランスを調整していて、タイ料理で食べる味わいは残しつつ、お肉も美味しく食べられるようになっています。
お肉や野菜を“しゃぶしゃぶ”していくと、スープの旨みもUP。ここに水餃子やもちしゃぶ(薄切りの餅)、フォーを入れると、ほかでは味わえないトムヤムクンが楽しめます。このコース限定のライスペーパーに野菜やお肉を巻いてエスニックソースを付けて食べるのもおすすめ。パクチー好きにはパクチーをたっぷりトッピングするのもアリ。普段はないメニューを堪能してみて。
もうひとつ、ちょっと変わったピリ辛鍋も。鍋なのに汁がない、汁なしの「ピリ辛!味噌鍋」(¥3,278~)。こちらは7月7日(木)までの限定メニュー。コチュジャンやにんにく、ごま油を使った特製ダレで、お肉を“焼く”スタイル。「しゃぶしゃぶ温野菜」では珍しく、ジューッとお肉を焼く音が響いて、これが食欲をそそるんです。
甘すぎず、辛すぎない旨辛な味付けは、お肉とも野菜ともマッチ。個人的なおすすめ具材はもつ。脂の甘みと特製ダレがめちゃくちゃ合う!ご飯にもぴったりということで、今回はネギやガーリックチップ、卵黄をのせた「ピリ辛味噌専用ごはん」なるものが登場。このタレ、うどんとも相性がよく、旨甘辛な味が美味しいので、おなかに余裕があるなら、ぜひ両方試してみてください。
「しゃぶしゃぶ温野菜」はだしを2種類選べます。今回もトムヤムクン鍋には豆乳だし、ピリ辛味噌鍋には塩もつだしをチョイス。辛いものが苦手な子どもと一緒でも、もう一方を辛くないだしにすれば家族で楽しめます。
しゃぶしゃぶ温野菜:https://www.onyasai.com/
上級 本気の激辛「カフェ・ベローチェ」の焼き立てドッグ
「カフェ・ベローチェ」で開催中の「本気のスパイシーフェア」。メニューは2つ。
「焼きたてサンド やみつき旨辛タンドリーチキン」(¥450)は、ジューシーな鶏もも肉を使用したタンドリーチキンに、程よい酸味と辛味のサルサソース、粗切りハラペーニョを合わせた旨辛サンド。とはいえ、ちゃんと辛味があるので、辛いの結構好き!という人にはハマる美味しさ。
ですが、もうひとつのちょっと物騒な名称の「焼きたてドッグ 悶絶の激辛ブートジョロキア~デスソースの刑」(¥490)は、食べる人を選ぶ激辛メニュー。カフェメニューだからと、気軽にオーダーしたら大間違いの“本気”すぎる辛さ。ベースとなっているのは、「カフェ・ベローチェ」の提案のプレーンドッグ。そこに、世界トップクラスの辛さといわれる唐辛子「ブートジョロキア」を使用したデスソースをトッピング。さらにサルサソース、粗切りハラペーニョも入って、とにかく辛い。名前の通り悶絶級の辛さなので、覚悟してオーダーして。
カフェ・ベローチェ:https://c-united.co.jp/veloce/
たくさんの辛いメニューがありますが、辛さの度合いも種類もいろいろ。お好みの辛さを見つけて、ぜひトライしてみて。
取材・文/岡部礼子