ハンバーグとごはん、サラダがワンプレートに盛りつけられた“ディッシュ”でおなじみの「びっくりドンキー」。様々なハンバーグが食べられる人気店ですが、デザートのソフトクリームも忘れてはならない存在。これを目当てに足を運ぶ人もいる人気メニューなんです。
開発期間3年の隠れた目玉商品「ソフトクリーム」
「びっくりドンキー」の看板商品は、言わずもがな、ハンバーグですよね。プレーンの「レギュラーバーグ」、目玉焼きののった「エッグバーグ」、チーズをのせた「チーズバーグ」などなど、ハンバーグの種類が豊富で、サイズが選べるのもうれしいポイント。
ハンバーグ目当てでお店に行くのは当然ですが、実は「びっくりドンキー」ユーザーから高い支持を受けているもう1つの目玉商品があります。そう、「ソフトクリーム」です。
このソフトクリームの原料には、「牧家(ぼっか)」が関係しています。「牧家」といえば、コロンと丸い形の“風船”に入ったプリンやまろやかなでとろりとした味わいの飲むヨーグルトシリーズが有名。コストコなどでも販売されているので知っている人も多いですよね。実は「牧家」は「びっくりドンキー」の運営元の関連会社なんです。
ソフトクリームの原料となる生乳は北海道伊達市にある関連会社「牧家」の牧場と契約牧場から直送。伊達市は北海道の中でも比較的温暖な地域。そこでなるべく放牧で育てるなど厳しい独自基準をクリアした生乳のみを使用。
低温殺菌しているので、加熱による乳成分への影響が少なく、より生乳に近い濃厚な風味が味わえるというわけ。フレッシュさにこだわり、加工後は冷蔵状態のまま全国のお店に運ばれます。お店では1週間以内に使いきるなど、鮮度にもこだわっているそう。
ソフトクリームを使った季節限定のデザートメニューも
素材だけでなく、ソフトクリームマシンにもこだわっていて、このマシンでつくるソフトクリームは空気の含有量が多く、ふわふわなめらかになるそう。ただ、その一方で溶けやすい難点も。しかし、それを克服すべく開発を重ね、口溶けのよさをキープしつつ、“ダレて”しまわないギリギリのバランスをつくり出したのが、現在のソフトクリームなのです。
そんなソフトクリームは、濃厚でミルク感が強い!ふんわりとして、口溶けなめらか。口の中に広がるミルクのコクがたまりません。牧場で食べるソフトクリームのイメージそのもので、ひと口食べただけで心掴まれます。とにかく満足度が高い!
シンプルな「北海道ソフトクリーム」や、ミニサイズの「北海道ミニソフト」はもちろん。パフェやアフォガードなどにも自慢のソフトクリームが使われています。そして、期間限定デザートでもソフトクリームの美味しさを体験できます。
現在は「ピーチデザートフェア」を開催中。ソフトクリームとピーチの相性も抜群で、デザートメインで食べたい人にもおすすめです。もちろん「びっくりドンキー」はカフェ利用もOKなので、食事ではなくデザート目当てに訪れるのもアリ。
こだわりが詰まりまくったソフトクリームは食べるべき逸品。「びっくりドンキー」でこれまでソフトクリームを食べたことがなかった人も、アイスクリームに目がないという人も、ぜひ食べて欲しい!
今しか食べられない「ピーチフェア」のメニューも全力でおすすめです。ハンバーグの後のデザートはもちろんですが、美味しいソフトクリームが食べたくなったら、ぜひ「びっくりドンキー」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
公式HP:https://www.bikkuri-donkey.com/
取材・文/岡部礼子