家にいる時間が増えたといわれますが、それと同時に家事の負担も増えていますよね。そんなときに頼りたくなるのがテイクアウト。テイクアウトで今話題になっているのが、丸亀製麺の「丸亀うどん弁当」。なんと発売から2週間で100万食もうれたそう。どんな内容か、さっそくご紹介します。
4種類の「丸亀うどん弁当」
お店でも食べられない、お弁当にだけ入るおかずも。
「丸亀製麺」ではこれまでも、一部メニューのテイクアウトをしていました。もちろん、今も継続していますが、それとは一線を画すのが「丸亀うどん弁当」です。4種類あり、うどん+天ぷら+このお弁当でしか食べられないおかずの玉子焼きときんぴらごぼうが入っています。¥390~という値段設定もうれしいポイント。
お弁当では、だしが袋に入っています。
お弁当の形には、“どこでも自由に食べられ、持ち運びしやすい”というメリットがあるそう。イートインで食べるのが当然だった外食が変化。自宅はもちろん、職場や公園などでサクッと食べたいというときに、“お弁当”という形はとっても便利。だしが袋に入っていてこぼれる心配がないのもいいですね。
そして、選ぶ手間がかからない、並ぶ必要がないのも特徴。丸亀製麺の店舗では、たくさんの種類の天ぷらやいなりずしなどの“サイドメニュー”が並びます。それを選んで自分だけの組み合わせを味わう楽しみが醍醐味ではありますが、今は、サッと購入できるスタイルのニーズも高まっています。店舗ではカフェテリア形式で列に並んでオーダーしていくのですが、モバイルオーダーを利用すればこの列に並ばなくてもいいのもラクですね。
打ち立てのうどんと天ぷらはお店の味そのまま
1.「2種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」 もっともリーズナブルなのは「2種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」(¥390)。冷たいぶっかけうどんに、ちくわ磯辺天、野菜バラ天、そして、おかずのきんぴらごぼうと玉子焼きが入っています。
2. 「3種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」(¥490)は、「2種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」にえび天をプラスした内容。値段は¥100高くなりますが、これって実はかなりのお得。だって、通常、えび天は単品で¥160なんです。ワンコインでおつりがもらえる値段設定なので、えび天が苦手でなければこちらをおすすめしたい!
3. 「4種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」 よりボリュームが欲しい人には、「4種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」(¥620)。こちら、天ぷらの種類は4種類ですが、数は5個入っています。「3種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」にプラスされるのは、鶏もも天が2個! しかも子どものげんこつぐらいありそうな、大きめな鶏もも天。このボリュームはたまりません。
4. 「2種の天ぷらと定番おかずの肉うどん弁当」 そして、一番高額、といっても¥650で販売されているのが、「2種の天ぷらと定番おかずの肉うどん弁当」。「2種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」に、肉うどんの「肉」のみが別容器に入ってついてきます。鶏もも天ほどの量はいらないけど、やっぱり肉が食べたいという人に。この“肉うどんの「肉」”が、ちょっと甘めでうどんとよく合うんですよね。
テイクアウトだから自宅で自由に楽しめるのがうれしい
1. 天ぷらを一度出してからだしを入れると、衣がべちゃっとなりません。
2. 天ぷらは後のせでも、だしに浸しても、お好みで。 共通しているのは、毎日店舗で粉から打った、丸亀製麺自慢のうどん。注文してから茹でたて麺を入れてくれるので、お店と同じ食感が楽しめます。そして、お店で揚げた天ぷら。おかずのきんぴらごぼうが食感と味のアクセントになっていて、「丸亀うどん弁当」でなければ食べられない味わいをつくり出しています。
3. うどんだけで食べてもおいしい!
余談ですが、育ち盛りさんがいる家庭では、これにご飯をプラスするのもアリ。天ぷらでご飯を食べ進め、うどんは“ぶっかけうどん”で食べるという荒業です。テイクアウトなので、冷蔵庫にある納豆や梅肉、刻み海苔、かつお節、七味、柚子胡椒などを総動員して、うどんを楽しむこともできます。あまりお上品ではないですが、とにかく食べたい盛りの胃袋をお持ちの家庭には、1粒ならぬ1弁当で2度おいしいお弁当です。
おうち時間=家で自由になる時間なんて公式が成り立たたない、忙しい主婦にとって、気軽に利用できるテイクアウトはうれしい限り。家族の人数分の麺をゆでて、天ぷらを揚げて……なんて、そんな時間も労力もかけられないというときに、ぜひ頼りにしたい救世主です。100万食売れたというのも納得です。忙しいとき、ちょっと疲れたと思ったとき、そして、家族みんなでテイクアウトを楽しみたいときに、利用してみてはいかがですか?
公式HP:https://www.marugame-seimen.com/campaign/marugameudonbento/
取材・文/岡部礼子