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台湾のエキスパートが案内! 台湾式サンドイッチ「三明治」の新旧食べ比べ

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若者に人気の台湾の朝ごはん、三明治(サンドイッチ)。今回は台湾っぽくピーナツバターを加えたものを紹介します。この組み合わせはおうちで再現したくなるかも!

教えてくれたのは
保谷早優怜(ほうや さゆり)さん

旅作家。全日空入社後、2度の台湾留学を経てトラベルライターに。All About台湾・台北ガイドは今年で13年目。著書「台湾・香港deワーキングホリデー」「幸せめぐり旅 台湾」「台湾美食」など。

【TRENDY】台湾産のピーナツバターを使ったサンドはやみつきの味


(手前)炭火であぶった鶏肉に、ピーナツバターと半熟卵をはさんだトーストサンド、炭焼花醤鶏腿排蛋吐司85元(約¥310)、(奥)炭焼肉蛋吐司55元(約¥200)。「吐司」はトーストのこと。優しい甘さの冬瓜茶50元(約¥180)を添えて。

黒板にはメニューがびっしり

台湾産ピーナツバター、福源花生醤を使ったサンドイッチがここの推しサンド。

秘伝のたれなど、こだわりぬいた数々の食材

見ているとあれこれ頼みたくなってしまうのが悩みどころ。

【Shop Data】

良粟商號(リャンスーシャンハオ)
台北市中山区松江路330巷8号
☎02-2100-1177
(営)7:00~13:30(月~金)、 8:00~13:00(日)
(休)土曜
カフェっぽい内装がフォトジェニック。店名の良粟とは「美好的食物」、つまり素晴らしい食べ物という意味。

【CLASSIC】台湾のローカル食材を挟んだ昔ながらのサンドイッチ


左)肉鬆三明治(肉でんぶサンド)55元(約¥200)。肉でんぶは台湾のローカル食材。ココア風味の阿華田(Ovaltine)20元(約¥70)を添えて台湾っぽく。(下)火腿三明治(ハムサンド)50元(約¥180)

トーストと薄焼き卵は焼きたて

トーストは注文してからスイッチオン。甘いマヨネーズとピーナツバターを塗ってから、トマトやきゅうりをはさみます。

【Shop Data】

阿香三明治(アーシャンサンミンジー)

台北市中山区雙城街10巷内
☎0939-315-667
(営)7:00~13:30
(休)日曜
晴光市場の端っこにある、40年続く小さなサンドイッチ屋さん。ご夫婦で切り盛りしている様子があたたかくてほっこり。

台湾行くなら覚えておきたい!
似ているようでちょっと違う日本のサンドと「三明治」
台湾の朝ごはんの選択肢の一つが三明治(サンドイッチ)。ぱっと買える手軽さもあり、朝になると街のあちこちで売られています。ちょっと面白いなと思うのが、日本と台湾のサンドイッチの違い。日本のサンドイッチは卵は卵、ツナはツナで1種ずつ分かれているものが多いですが、台湾の朝ごはん屋さんでは、パン+具+パン+具+パンと2種類の味がまとまっていることが多いのです。そしてチーズといちごジャムとか、肉でんぶといちごジャムといった、甘じょっぱい組み合わせが人気なんですよ。

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Mart2020 4月号 「美味しい台湾!」今度行くならこんな店 vol.8 より
撮影・取材・文/保谷早優怜 構成/上原奈緒

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