街の喫煙所が防災情報発信の場としてリニューアル!“防災の日”に「防災喫煙所 イツモモシモステーション」 が東京都と大阪市に誕生
~『いつも』は寄る場所、『もしも』の時は頼る場所。~
JTは、喫煙所を少しでも地域に役立てたいという想いから、9月1日“防災の日”に、東京都墨田区と大阪市北区にある喫煙所を「防災喫煙所 イツモモシモステーション」としてリニューアルし、全国で初めてオープンしました。
「防災喫煙所 イツモモシモステーション」は、「『いつも』は寄る場所、『もしも』の時は頼る場所。」をコンセプトに、街の喫煙所に防災機能を付与することで新しい価値を生み出すプロジェクトです。防災情報の発信から、防災設備や備蓄品の整備までそれぞれのロケーションにあわせて喫煙所から防災の取り組みを推進します。
本プロジェクトはJTが全国各地で防災プロジェクトを手掛けるNPO法人(特定非営利活動法人)プラス・アーツとともに、昨年6月から企画、検討していたもので、このたび防災啓発・情報発信に特化した仕様のリニューアルにより初めてその想いが実現します。
【9月1日全国初設置「防災喫煙所 イツモモシモステーション」5か所一覧】
東京都墨田区 合計2か所
・JT生産技術センター正門前/西門前 お客様用喫煙所(東京都墨田区横川1丁目7番7号)
大阪市北区 合計3か所
・阪急グランドビル 28階/31階 お客様用喫煙所(大阪府大阪市北区角田町8番47号)
・阪急三番街 北館B2階 お客様用喫煙所(大阪府大阪市北区芝田1丁目1番3号)
今後もJTは、自治体や企業の協力を得ながら、今回のような防災啓発・情報発信だけでなく、『もしも』の時に活用可能な防災機能を付加した「防災喫煙所 イツモモシモステーション」の実装を目指してまいります。
■東京都からの避難場所指定をきっかけにJT東京支社に併設する喫煙所が防災仕様にリニューアル!
JTは2022年7月にJT東京支社およびたばこと塩の博物館の周辺一帯が東京都より「避難場所」に指定されたことを受け、JT東京支社に併設する喫煙所2か所を、防災情報を発信する「防災喫煙所 イツモモシモステーション」として9月1日に全国で初めてリニューアルしました。
JTは、そのルーツである大蔵省専売局時代より90年以上、墨田区に拠点を構えており、地域コミュニティの一員として、市民参加型の清掃活動である“ひろえば街が好きになる運動”や錦糸町駅前の喫煙所の整備等さまざまな活動を地域の皆様とともに取り組んできました。
今後もJTは墨田区と連携のうえ、本喫煙所を通して、『もしも』の時に役立つ防災啓発情報や避難場所情報を発信し、地域の皆様の防災意識向上に貢献してまいります。
<墨田区 山本 亨区長コメント>
墨田区では、防災対策を区政の最優先課題の一つと位置づけ、 “災害に強い安全なまちづくり”を推進しています。
この度、JT周辺一帯を新たに避難場所とすることに御協力いただいたことに加え、貴社の御配慮により、区民の皆さんへの避難場所の周知および防災啓発の向上に向けて、貴東京支社に併設されている喫煙所の改修に際して、防災情報を盛り込んだデザインを取り入れていただきました。
この取組が、区民の皆さんの災害への備えの一助となることを期待するとともに、今後も地域の力を活かして、すべての区民が安全・安心に暮らせるまちづくりに努めていきます。
■JTと阪急電鉄株式会社・阪急阪神不動産株式会社が協働し梅田エリアの防災情報を発信
阪急グランドビル含む3か所の喫煙所をリニューアル!
JTは阪急電鉄株式会社・阪急阪神不動産株式会社と、防災プログラムの企画・監修を行うNPO法人(特定非営利活動法人)プラス・アーツとともに、梅田エリアを訪れる方の防災意識向上に貢献するべく、阪急グランドビルと阪急三番街北館の合計3か所の喫煙所を『もしも』の時に役立つ防災情報を発信する「防災喫煙所 イツモモシモステーション」として9月1日に全国で初めてリニューアルしました。
喫煙所の内装と外装はイツモモシモステーションと「梅田防災スクラム」※とのコラボレーションにより、日ごろからの防災意識向上の呼びかけや、災害時に役立つ情報を標語やイラスト等で表現したポスターが掲示されています。吸われる方、吸われない方関わらず、防災意識が向上するようなデザインを採用しました。
今後もJTは、さまざまな地域の皆様とともに防災意識向上に貢献してまいります。
※梅田地区エリアマネジメント実践連絡会(西日本旅客鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社・阪神電気鉄道株式会社(代行:阪急阪神不動産株式会社)、一般社団法人グランフロント大阪TMO、大阪市高速電気軌道株式会社)が展開する、梅田地区への来訪者を対象とした防災啓発活動です。デジタルサイネージやWebサイト等を通じた情報発信のほか、地区内のオフィスワーカーを対象とした防災セミナー等を実施し、「みんながみんなを守るまち 梅田」の実現を目指しています。
<阪急阪神不動産株式会社 開発事業本部 都市マネジメント事業部 コメント>
阪急電鉄・阪神電気鉄道・阪急阪神不動産では、梅田防災スクラムをはじめ減災・防災に関するさまざまな取り組みを行っております。今回JTとともに、同喫煙所に防災啓発に係るツールを掲載する運びとなりました。これを通して、吸う人・吸わない人に関わらず、梅田に来られるお客様が一人でも多く防災を意識し、行動してくださることを願っております。
■NPO法人(特定非営利活動法人)プラス・アーツ
2006年設立(理事長 永田宏和)。神戸と東京を拠点に、日本各地の地域、行政、企業とコラボレーション
し、デザインやイベントなどを通じて防災情報の発信や防災教育の普及活動などを展開している。
< 永田宏和理事長コメント>
私たちの活動が喫煙所とコラボレーションするというのは、今回が初めてでした。一見すると防災と喫煙所は関係がないように思われがちですが、喫煙所が駅前や公園などの災害時に重要となる「まちの拠点」に設置されていることや、そこで人が一定時間滞在するなどの特性から、防災拠点として活用できる可能性を強く感じています。
この取り組みが、地域の防災力向上の一助となり、他の地域や施設にも広がっていくことを期待しています。
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