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イケア、他国と比較した日本人の「料理と食事」に関する調査結果を発表

イケア・ジャパン株式会社
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世界に比べ料理する人は多いが負担感あり、料理・食事の価値や食習慣が変化中 / 味・コスト重視の夕食、”ながら食事”が主流:サステナブル意識や食の多様性には課題も

「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer:ペトラ・ファーレ)は、2026年度の事業テーマ「料理と食事」について世界規模で実施した調査*1から日本人の料理・食事の状況について発表します。

本調査は、イケアのビジョンのもと、調査結果やインサイトを活用して「家での料理と食事をより簡単に、より心地よく、自信を持って楽しめる」ソリューションを提供することを目的として、イケアが事業展開している中から31の国の18歳以上を対象に31,339人より回答を得ました。

Ingkaグループ(イケア・ジャパンの親会社)のグローバルフードマネジャーのLorena Lourido Gomezは、次のようにコメントしています。
「本調査結果から、現代の生活が、人間の生活に欠かせない要素のひとつである『食』のあり方を再構築しつつあることが明らかになりました。孤独感やデジタル機器による注意散漫への懸念が高まる一方で、世界の平均60%の人が『食』を通じたつながりを大切にしています。食は依然として、文化を超えて最も強い愛情表現のひとつであることがわかります。だからこそイケアは、今年度『料理と食事』にさらに注力し、食を通じて人々のつながりを取り戻し、日常の中に本当に意味がある瞬間を生み出していきます」

さらにInter IKEA Groupのキッチン&家電製品部門マネジャーのNanette Weisdalは、次のようにコメントしています。
「キッチンのあり方は変わりつつあります。調理のための空間にとどまらず、人々が集い、つながり、思い出を育む場所へと進化しています。住宅のコンパクト化が進む中、キッチンは自然とリビングやダイニングと一体化し、その役割はさらに広がっています。私たちはこうした変化を踏まえ、キッチンの可能性をあらためて見つめ直しました。限られた空間を最大限に活用しながらも、温もりや自分らしさを大切にできるソリューションの開発に注力しています。事業年度の2026年より、今後数年にわたり、キッチン、リビング、ダイニング空間をよりスマートで柔軟に活用できる新製品を順次展開する予定です。キッチンを、まさに家の中心と感じられる、居心地の良い生活空間へと進化させていくことを目指しています」

本調査には、日本から約1,000人が回答しています。各国における「料理と食事」の環境、習慣、傾向、選択の実態を比較・分析した結果、4つの主要トレンドが明らかになりました。

1.心地よい雑然さ
食のあり方は、創造性や多少の雑然さ、そして即興性の中でこそ育まれています。あり合わせでつくる食事や限られたスペースといった制約があっても、食を楽しむ気持ちは失われていません。
日本人は世界に比べ家で料理がする人が多いが負担に感じている

日本の50%(世界平均42%)の人が「家で1週間に7回以上料理をする」と回答する、一方で「料理に自信がある」と回答した人はわずか8%(世界平均34%)にとどまっています。また「一人で料理を楽しんでいる」と回答した人も25%(世界平均 40%)と、世界平均を下回っていることから、日本では料理をする人の割合は高いものの、料理は日々やらなくてはならないことの1つであり、負担に感じている人が多いことが明らかになりました。
キッチンエリアの課題や料理への障壁

日本では世界全体と同様に、表面的なスペースと収納スペースの両方において足りないと感じている人が多いことがわかりました。特に日本は、世界と比べてキッチンの狭さを感じている人や、「ものが多すぎる」と回答した人(日本19%、世界平均14%)の割合が高く、整理整頓に対する不満も多い傾向があります。また世界的にも、より充実した収納や広い作業スペース、スムーズな動線を備えたキッチンを求める声は高まっています。

イケアでは、そのような課題のソリューションやアイデアとして限られた居住空間でも工夫しながら整理整頓ができる商品を多数取り揃えています。長年、日本で高い売上を誇るRASKOG/ロースコグ ワゴンは2025年1月に改良し、より日本の居住空間で活用しやすくなり、狭いキッチンに手軽に収納力を足せるという機能性が引き続き人気です。また既存の家具の隙間を上手く活用できるPALYCKE/ポーリケ シリーズは日本の消費者からの要望を受け、開発されました。さらにイケアでは、キッチンを自由自在にデザインでき、自分が必要とする機能性をオーダーメイド感覚で選べるMETOD/メトード システムキッチンの利用者も増えています。

また日本人が料理をするうえでの主な障壁として挙げられたのは、「1.時間がない」「2.料理のインスピレーションがない(レパートリーの少なさ)」「3.料理スキルがない」の3点です。共働き世帯の増加や暮らしの中での選択肢の広がりといった社会的要因に加え、料理そのものに自信が持てないことも、大きく影響していると考えられます。
サステナブルへの意識は向上しているが日本ではまだ意識が低い

10年前と比べて、世界全体で食品ロスや環境負荷に対する意識は高まっているが、家庭での食品廃棄量を減らす責任があると考えている人は、世界では4割近くにのぼる一方、日本では3割程度にとどまっています。

日本では、食品廃棄について世代が上げるほど意識が高くなることがわかりました(「食品廃棄を意識していない」と回答した人:Z世代14%、ミレニアム世代6%、中高年層3%)。
その一方で、「家庭で大量の食べ物を無駄にしていることに罪悪感を覚える」と回答したZ世代割合は、他の世代と比べても高い結果となりました。


家庭における世界と日本の食品廃棄物の主な要因の違い

これらの要因は、冷蔵庫内の収納を少し工夫することで解消できる場合があります。イケアの公式サイトでは、整理方法を見直し、冷蔵庫のスペースを有効に活用するための簡単なヒントを紹介しています。
URL:https://www.ikea.com/jp/ja/rooms/kitchen/how-to/easy-ways-to-organise-your-fridge-pubaec7aa90/

2.食の心地よさは十人十色 ―日本は好き嫌いが多く、スパイスを楽しむ人が最も少ない国
味覚は個人の基準によるが、好き嫌いは欠点ではなく、食の楽しみ方は文化や習慣・選択できる環境によって変わります。
好き嫌いが多い国に日本が1位に。

日本では21%が「好き嫌いがある」と回答し、世界平均(13%)を大きく上回りました。これは、今回の調査対象国・地域の中で最も高い割合となります。なお、最も低かったのは中国でした。
世界と比べたら日本はスパイス料理が苦手で、半数が甘いもの好き!

世界では日本と比べて「スナック(塩味)」や「子どものころに食べていた料理」を好む傾向が強いことが分かりました。一方50%の日本の人が甘いものが好きと回答し、世界平均よりも多いことがわかりました。また、日本の10%の人が「夜に食べるスナック菓子」を楽しんでいます。

日本の人々の「スパイスの強い料理」好きの割合は、世界で最も低い水準となりました。一方で、スパイス料理を好む割合が高かったのは、ノルウェー(47%)、スウェーデン(45%)、フィンランド(39%)で、北欧諸国が上位を占めています。

また、スウェーデンで好まれている食べ物についても日本の方に伺ったところ、「シナモンロール」については、日本での回答割合が12%にとどまっていますが(世界平均26%)、イケア・ジャパンでは100円というお手ごろ価格で人気を集めています。普段手にする機会が少ないため、本場の味を求めてイケアで購入する人が多いのかもしれません。

日本では夕食選びは「味」と「コスト」が重要

夕食を選ぶ際の重視点について日本では、味を最優先としながらも、コストパフォーマンスを重視する堅実な消費傾向がうかがえます。一方で海外では味に加えて健康志向がより強く、さらに調理や準備の「簡単さ」も重要な判断基準となっていることが分かりました。調査結果より、夕食選びにおいて「おいしさ」は世界共通の最重要項目である一方、日本では経済性、海外では健康や利便性といった価値観の違いが表れていることが明らかになりました。

3.キッチンで感じる見えないプレッシャー
おもてなしやキッチンの共有、料理スキルの比較は、時にストレスを感じさせます。また、時間や費用が、食べるものの質や選択に影響を与えます。それでも、私たちは工夫しながら食を楽しみ続けています。
日本ではゲストを呼んだ食事会はハードルが高い

ゲストと一緒に食事をすることにストレスを感じている日本人は19%と、世界平均(16%)を上回りました。他国では、ゲストと食事をすることを楽しんでおり、人間関係の構築に役立っていると回答した人が約3割にのぼり、社交の機会として前向きに捉えられていることが分かりました。日本では「人の家で食事をしたことがない(58%)」「自宅にゲストを招いてディナーをしたことがない(69%)」と回答した人の割合が高く、家での食事交流が比較的限定的である実態がうかがえます。

さらに、「1週間に人の家で食事をする頻度」は子どもの有無によって差が見られました。子どもがいる家庭では11%の方が「週1回以上」と回答したのに対し、子どもがいない家庭では6%にとどまりました。子どもを通じた交流が、家庭間の食事機会を生み出している可能性が示唆されます。

4.自分のペースで食卓を整える
食事は、生活のリズムや食べる場所、食事の際の習慣など柔軟に変化しています。食卓の役割も変わりつつあり、どこで、いつ食べるかは、私たち自身の暮らし方が大きく影響しています。
食事空間の位置づけやダイニングテーブルの役割の違い

主な食事場所について、日本では「リビングルームのテーブル」で食べる人が44%と最多でした。一方、世界では「キッチンのテーブル」で食べる人が44%と最も多く、食事空間の中心が異なっていることが分かりました。また、グローバルでは18%が「ソファで食事をすることがある」と回答しているのに対し、日本ではわずか4%にとどまり、ソファで食事をする文化はほとんど見られません。さらに、自宅のベランダなどの屋外やベッドで食事をするケースも、日本ではほぼないという結果となりました。イケア・ジャパンでは、ニーズに合わせて簡単に高さが調節でき、収納もできるÖSTAVALL/エスタヴァル 調節可能ローテーブルや、サイドテーブル、コーヒーテーブルとして1台2役で利用できるOLSERÖD /オルセロード サイドテーブルが人気です。

またダイニングテーブルの使われ方にも違いが見られます。世界では、他者との交流やパーティーなどのお祝い事の場としてダイニングテーブルを活用する割合が高い一方、日本ではそうした機会が少なく、またダイニングとリビングが一緒になっている限られた居住空間が多いこともあり、いずれも一桁台にとどまる結果となりました。

加えて、仕事や宿題をダイニングテーブルで行う割合も、日本は世界平均より低く、仕事は7%(世界平均14%)、宿題は3%(世界平均12%)でした。ダイニングテーブルを多目的に活用する傾向は、他国の方が強いことがうかがえます。一方で、日本では「一息つく場所」としてダイニングテーブルを利用する人が17%と、世界平均(14%)をやや上回りました。さらに世界では、人生の大切な決断をダイニングテーブルで行うという回答も見られ、食卓が暮らしの中心となる象徴的な場として機能している様子も明らかになっています。イケア・ジャパンでは、北欧らしいアカシア材をつかったSKOGSTA/スコグスタ シリーズの収納付きベンチやテーブル、チェアが人気の商品です。
“ながら食事”が一般的なスタイル – 6割以上がテレビを見ながら

日本では、一人で食事をする場合でも、誰かと一緒に自宅で食事をする場合でも、6割以上が「テレビを見ながら食べる」と回答しており、“ながら食事”が一般的なスタイルとなっていることがわかりました。日本では食事が、情報収集や娯楽と同時に行われる傾向が強いことがうかがえます。

「料理・食事」はAIには取って代われない温かみがある
最後に、10年後の食生活について尋ねたところ、将来的にさまざまな分野でAIが活用される可能性が指摘される中でも、「キッチンのすべてをAIに任せる時代になるだろう」と考える人は、日本で6%、世界でも8%にとどまり、いずれも全体の1割未満でした。
この結果から、料理やキッチン周りは人の手や感覚、家庭ごとの習慣や温かみが重視される領域であり、AIが完全に取って代わるイメージはまだ浸透していないことがうかがえます。食の分野では、技術の進歩が進んでも、完全な代替は難しいと認識されていることが明らかになりました。

【調査概要*1】
『イケアの料理と食事に関する調査レポート2026』
調査方法:消費者を対象にしたオンライン調査
調査期間:2025年8月~2025年9月
調査対象者数:イケアが事業展開している中から31の市場(国と地域)で年齢や性別、地域的多様性を反映させた31,339人
※市場ごとに約1,000人が回答
情報ソース:調査会社 YouGov

イケア・ジャパン 公式HP http://ikea.jp/ja
イケア・ジャパン ニュースルーム http://www.ikea.com/jp/ja/about_ikea/newsroom
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