13歳で事務所に入り、光GENJIとしてデビュー、ソロ活動、舞台での活躍など現在まで様々な過程、進化を経てきた佐藤アツヒロさん。小劇場系を開拓した、先駆者でもあります。そんなアツヒロさんが、今振り返る「プロとはなにか」。6・7月合併号ではそんなお話をしていただきました(是非、バックナンバーでお読みください)。連載1周年を記念した、撮影裏話プレイバックシリーズ、今週も始まります!
春の花が咲き始めた頃
古民家で撮影しました
アツヒロさんアイデアで、書生風をイメージした手水鉢(ちょうずばち)を用意しました。ピンクと白の花びらを浮かべ、廊下に置いてスタンバイ。実際の撮影では、お隣に座っていただき、いろいろなポーズをとっていただきました。少しずつ、庭の花が咲き始める季節。白シャツとサスペンダー付きパンツというレトロなファッションと落ち着いた古民家の雰囲気が、春のふわっとした空気感によく合い、絵画のような写真になりました。
カメラマンの視線の先に、先ほどの手水鉢(おだんご)シーンあり。スタッフ達は全員、カメラマンの背後から、カメラにつながれたモニター画面で仕上がりをチェックします。
メインカットの撮影は
カメラマンが植え込みに入り込んで
花の入れ込み方を、テスト撮影時からカメラマンさんに相談。ふわっとやわらかい空気感で撮るにはどうしたら?と、アツヒロさんがメーク中にいろいろ試しました。最終的には、小道具として持ち込んだ桜の枝をスタッフが手で持ち、アツヒロさんの前にセットしてぼかす戦法に。花の向き、枝の角度などは、アツヒロさん含めた皆でモニターを確認しながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しました。
撮影に使わせていただいた古民家は、数年前まで実際に人が住んでいて、今は料理教室やワークショップで使われているとのこと。よく手入れされた畳が気持ちよく、床も丁寧に磨かれ、澄んだおだやかな空気が流れる空間で撮影したのでした。撮影後、庭の景色を眺めながら落ち着いたひとときを過ごしてらっしゃいましたよ。
◆撮影時の様子は下記の裏話㉕をクリック!
こじだん撮影裏話㉕
チームこじだんの思い
ATSUHIRO’S EYE
撮影/ATSUHIRO SATO
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