サッカー選手の夫・細貝 萌選手の移籍に伴い、ドイツやタイなどで海外生活を経験。現在は日本で子育てをする中村明花さんが、子育てのあれこれをつづるWEBコラム。前回は、娘さんにとって自慢のパパである、細貝選手と娘さんの関係性を明かしてくれました(前回の記事はこちら)。現在、チームのキャプテンとして経験豊富なベテラン選手として活躍する細貝選手ですが、今年は出場機会が減少。そんなとき娘さんが予想外の反応をしたそうで……。
夫の出場機会が減り、娘が悲しむように
前回もお話しましたが、先月から夫がシーズンオフに入りました。
去年は、サッカー選手のパパを応援できる今を大切にしたい、そしてその姿を娘に覚えていてほしいと試合にたくさん行っていましたが、今年は夫の出場機会も減り、私たちがスタジアムに行く機会も減りました。
夫が出場していなくても、チームを応援している気持ちに変わりはないので、スタジアムの雰囲気を感じに最初は応援に行っていたのですが……
いつも出ていたパパが試合に出てこないことに「何でパパは出てこないの」と娘が悲しむようになってからは、スタジアムに行くのを考えるようになってしまいました。
夫は今までいろいろな経験を乗り越え、私も一緒に乗り越えてきているので、試合に出られないことで私たち夫婦の心が折れることはまずないのですが…娘が悲しむのは予想外で、そんなことを思うようになったなんて、成長したんだなと思う気持ちと共に、どうしようか少し悩みました。
私たちのやり方でパパを応援していきたい
娘にとっては、ヒーローなパパ。そのまま娘にとってヒーローでいさせてあげたい気持ちが大きくて、試合の日でもそうとは知らせずに、普通にお友だちと遊びに行ったり、「パパはお仕事だよ」と“試合”という言葉を使わずに今年はやってきました。
それについては夫にも「パパが試合に出てないって悲しんでる」と伝えてしまうと、娘ラブな夫がショックを受けるかと、「出ない時は娘が集中しないし、パパはー?って聞いてくるから、ちょっと行くのやめておこうかな」とやんわり伝えました。それだけで夫もわかっていたと思います。
それでもホーム最終戦は観戦し、久しぶりに行った試合で、パパが話している姿を見たり(キャプテンなので挨拶していました)、一緒にピッチを歩けたことを娘がすごく嬉しそうにしていて、胸がキューっとなりました(*´-`)
夫がいつまでサッカー選手でいるのか私には全くわかりませんし、来年がどんな一年になるかはまだわかりません。
いつか来る引退が近づいていて、この年齢までやれていることに感謝しつつ、どんな時もパパを応援する気持ちは娘はもちろん私も変わらないので、娘の様子を見て試行錯誤をしながら、私たちのやり方でパパを応援していきたいなと思っています^^
ホーム最終戦にて。今年もお疲れ様でした^^
中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する7歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、料理本の出版や料理教室を開催するなど料理家としても活動。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!
★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
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構成/長南真理恵