BTSの生みの親バン・シヒョク氏がスペシャルアドバイザーを務めたオーディション番組『&AUDITION – The Howling -』から誕生し、今飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍するグローバルグループ&TEAM(エンティーム)が、11月16日(木)東京・六本木ヒルズアリーナにて『&TEAM 1st ALBUM SHOWCASE [First Howling : NOW]』を開催。堂々のカムバックの様子をリポートします!
9人の登場にLUNÉも大歓声!なんと今回はスマホ撮影もOK!
学生服姿で現れた9人に会場に集まったLUNÉ(※読み:ルネ &TEAMファンの呼称)も大興奮。いきなり冒頭から1st ALBUM『First Howling : NOW』のカップリング曲『Dropkick』を爽やかに披露しました。FUMAが「今日はお越しいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いします!」と会場に挨拶をすると、続けてEJが韓国語で、MAKIが英語で、NICHOLASが中国語で挨拶。その様子を見てMCの古家正亨さんも「いやぁ、グローバルグループですね!」と感心する場面もありました。
メンバーそれぞれが自己紹介をした後は、LUNÉが見守るなかマスコミ向けのフォトセッションがスタート。キメポーズ、愛嬌ポーズ、とメンバーたちが様々な表情を見せるたび会場からは歓声が多々上がりました。なんと、この日は会場もスマホでの撮影がOKということで、フォトセッションではファンのみなさんもマスコミのプロのカメラマンと同様に撮影して楽しんでいました。
6月に2nd EP『First Howling : WE』のショーケースを同じ場所で開催して以来、約5か月ぶりのカムバックを果たした&TEAM。今回、デビューから約1年での1st ALBUM『First Howling : NOW』リリースとなりました。
FUMAはこの1年を振り返り「1人1人が成長して1つのパフォーマンスを見せるときの団結力や、その過程で助け合うチーム力は成長したんじゃないかと思う」とチームの団結力が増したことについて語り、HARUAは「メンバーそれぞれ自分の芯が出来てきたんじゃないかなと思う、準備をしながら強みを探したりスタイルを探したり。それぞれ自分たちの魅力を見つけたんじゃないかな」とメンバーの成長について語りました。
タイトル曲『War Cry』は、力強いダンスシーンが印象的。HARUAはその注目すべきダンスについて「狼の力強さやスピード感などを表現しています。サビの前に『Wolf packダンス』という特徴的な動作があり、狼の牙だったり前足でひっかく様子を表現したダンスに注目して見てほしいです!」見どころを語りました。
FUMAは「完璧に揃ってるダンスのことをカルグンムと言うんですけど、そのため集中しましたし、狼らしさとか野性味のある演技をパフォーマンスに取り入れるときに僕たちはカウントじゃなく、息づかいや声などで揃えるようにしたのでそういう部分も注目してほしいです」と見どころを語ると、MCが「本当に野生の狼の群れみたいでしたね。普段の会話もワゥーンと返事してたりして?」というと「時々TAKIが・・・」とメンバーが顔を見合わせて笑う場面もありました。
カップリング曲『Dropkick』についてJOは「今回のコンセプトのスタートラインを表現した曲なんですけど、仲間と出会い勇気を得てまさに今冒険のスタートラインに立ったというのを爽やかなメロディラインで表現した曲です」と紹介。この曲はグラミー賞を受賞したRyan Tedder、Grant Boutin、David Stewartといった世界的なヒットメーカーがタッグを組んでプロデュースしており、MCから「嬉しかったんじゃないですか?」と問われたMAKIは「小学生のときから、よくOne Republicの『Counting stars』を聞いていたので、Ryan Tedderさんが実際に僕たちの曲をプロデュースしてくださると知ってめちゃめちゃ嬉しかったです」と喜びを語りました。
また、FUMAは「僕たちの目標でもあるBTS先輩の『Dynamite』をプロデュースしたDavid Stewartさんが参加してくださると聞いたときも本当に光栄に思いましたし、さらにこの曲では僕がレコーディングしながら自分自身成長したなと感じていて、アドリブにも挑戦したので是非そこに注目して聞いてほしいですね」と特別な思いを明かしました。
MVのダンスについてMCから「練習もハードだったのでは?」と聞かれたNICHOLASは「ハードでむしろ安心しました。挑戦して成長するのが&TEAMっぽいなと思うので、いい結果になったときは本当に幸せでした」と語り、続けてMAKIが練習時のエピソードとして「座った状態から始まるんですけど、振付がハードなので座ったら振付が始まっちゃうと思うと、なかなかみんなが座らないということありました(笑)」と明かすと、Kは「よし頑張るぞっていいながらも、気づいたら2分ぐらい立ってた(笑)」と振り返りメンバーから笑いが起こりました。
アルバム収録曲『チンチャおかしい』についてYUMAは「タイトルを聞いたとき、ほんとにみんなびっくりしました(笑)でも意外とその題名やストーリーに意味が込められているので、僕も聞いて本当にいい曲だなと。一番好きな曲です!」と振り返りました。
なんとこの曲ではKが振付けに参加。Kは「サビの部分を中心に制作させて頂いたんですけど、かわいい振付けをするのが初めてだったので結構大変な作業だったんですけど、かわい過ぎず、かっこ良過ぎず、なお且つキャッチーであることを意識して。タイトルに負けないくらい印象的なものになるようにつくりました」と話すと会場からは拍手がわき、MCから「やっぱりKヒョンですね」と言われる場面も。
また収録曲『規格外(ALIEN)』でTAKIは「今回のアルバムの中で一番好きな曲なんですけど、サウンドもめちゃくちゃ好きだし、僕が重要なパートを歌わせて頂いたのでそれに対しても真剣に取り組みました」と話すと、Kが「オーディションの頃からTAKIがずっとサビを歌いたいと言っていてこれが決まったとき僕は隣に居て自分のことのように嬉しかったです」というとTAKIが「Thank you!」と返すやりとりも。するとEJも「僕もこの曲が本当にTAKIの声に合ってると思って嬉しかったです」と話し、NICHOLASも「僕もこの曲でTAKIも自信が付いた気がします」とTAKIを温かく見守る様子に会場もほっこりさせられました。
初の単独コンサートツアーの開催を電撃発表!会場も歓喜
MCから「特別なお知らせがあるそうです」と切り出されるとYUMAが「僕たち&TEAMの単独ツアーが決定しました!LUNÉのみなさんたちと夢が一つ叶います」と電撃発表。会場からは大歓声が巻き起こりました。メンバーたちは「多くのLUNÉのみなさんと会えるのが楽しみです。みなさん待っててくださいね」と会場に呼びかけると拍手で喜びを表していました。
最後にリーダーのEJは「今回も韓国で音楽番組やバラエティ番組に出演させて頂く予定なので僕たちも本当に楽しみですし、AAAやMAMAといった大きな授賞式にも出演する予定なので、韓国語バージョンをお見せ出来る機会も沢山あると思います。グローバルグループ&TEAMならではの活動に期待して頂けると嬉しいです」とファンに意気込みを語りました。
電撃発表されたツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’』は、年明け1月21日の京都からはじまり、福岡、埼玉、宮城、神奈川、愛知、大阪の全国7か所と、韓国・ソウルでの公演も予定しているそう。益々の活躍が楽しみですね。
&TEAM
EJ、FUMA、K、NICHOLAS、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKIの9人組グローバルグループ。2022年12⽉HYBE LABELS JAPANから「それぞれ個性を持つ9⼈が⼀つのチームとなり、多様な世界を結びつける」という意志を掲げて、デビュー。Debut EP 『First Howling : ME』は数々のランキングで1位を獲得。昨年のAAA(Asia Artist Awards)のオープニングを飾るなど海外メディアからの注目も集めた。6月14日に2nd EP『First Howling : WE』を、そしてこの度First Howling シリーズの集大成となる1st ALBUM『First Howling : NOW』を11月15日にリリース。この後、MAMA、AAAへの出演も決まっており、ますますグローバルな活躍が期待されている。
&TEAM 公式サイト https://andteam-official.jp
©HYBE LABELS JAPAN
取材・文/加藤文惠