週末お出かけで体験! きれいな海を守る「Mart × team530」親子ビーチクリーン体験イベントレポート!

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Beach Clean Action
近頃は、環境問題が学校の授業などで取り上げられることも多いですよね。今回は、Martとteam530がコラボして、親子で深刻な海洋汚染・水質汚染から地球を守るために何ができるのかを改めて学ぶとともに、「ビーチクリーン」体験をしながら地球の環境について考えるイベントを開催しました!その活動内容をレポートします!

\イベントは8HOTELで開催!/

8HOTEL茅ケ崎
会場は「8HOTEL茅ヶ崎」。モーテルのような造りでプールや宿泊者限定のサウナなどがあり、おしゃれな空間の中で非日常を楽しめます。Martとコラボトートバッグを発売したことも。今回Martとコラボイベントを開催したteam530は、8HOTEL茅ケ崎とともに定期的にビーチクリーンを行っています。
Mart × team530

このままだと、海洋プラスチックの量が
海にいる魚を上回る!?

8HOTEL茅ケ崎
まずは、サキュレアクト株式会社の塩原祥子さんから、環境問題についてのお話をしてもらいました。場所はサウナに入った後にくつろぐ「ととのえ部屋」で、靴を脱いでゆったり過ごせるスペース。参加者は、リラックスしながらお話を聞きました。
「私たちが出すゴミは燃やして処理しますが、ものを燃やすとゼロにはならずカスが残りますよね。カスは埋め立てていますが、近い将来、埋め立てる場所がなくなってしまう可能性があります」と塩原さん。だからこそ、ゴミを減らさないといけないんですね。
8HOTEL茅ケ崎 くつろぐスペース「ととのえ部屋」
さらには、衝撃的なお話も。「プラスチックは便利なものですが、きちんとゴミとして処理されずに海に流れ出てしまうと、自然になくなることはありません。積もり積もって、将来は魚よりプラスチックの海洋ゴミのほうが多くなってしまうと予測されています」(塩原さん)。そう聞いて、びっくり顔の子どもたちも。
プラスチックゴミの問題は、量だけではありません。「海に流れ出たプラスチックは紫外線でどんどん細かくなり、マイクロプラスチックになってしまいます。海に流れ出てしまうと魚が食べてしまい、生態系に悪影響が出てしまうこともあります」と塩原さん。「魚がとれず食べられない未来なんて嫌ですよね?」という問いかけに、みなさん大きくうなずいていました。
海洋汚染の現状や、将来地球環境が大変な状態になってしまう、といったお話に、参加者は真剣に耳を傾けていました。
Team530

team530とは?

team530は、茅ヶ崎海岸で定期的にビーチクリーン活動をすることで、海洋汚染の現状を共有し、毎日の生活の中で私たちができることから始めるきっかけとなることを目標として活動をしています。環境問題や私たちができることについてわかりやすく紹介しているInstagramもぜひご覧ください!

Mart × team530

マフィンの軽食をとったら
いよいよ茅ヶ崎海岸へ向かいます

8HOTEL茅ヶ崎オリジナルマフィン
環境問題のお話を聞いた後は、8HOTEL茅ヶ崎オリジナルマフィンの軽食で一休み。ベリーやバナナなどを使った、優しい甘さのしっとりマフィンを食べて出発! マフィンは8HOTEL内のラウンジで販売されていて、テイクアウトすることもできます。
Mart × team530

親子でたくさんのゴミを見つけて
きれいにしていきます!

一見きれいに見える砂浜も、よく見ると細かいプラスチックのゴミがあちこちに埋もれています。小さなゴミをトングで慎重につまんで、一生懸命拾う子どもの姿も。「宝物を探しているみたい!」と宝探し感覚で楽しむ親子の姿が印象的でした。こうして実際にたくさんのゴミを拾うと「ゴミの分別をしっかりしないと」「なるべくゴミになるものを買わないようにしよう」といった、生活の中でできることを考えたり、実際に行動を起こそうという意識も芽生えてきます。
Mart × team530

参加者みなさんの頑張りで
たくさんのゴミが集まりました!

ビーチクリーン初参加の人が多かった今回のイベント。子どもたちからは「いっぱい拾えた!」という達成感を喜ぶ声が多く聞かれました。ママたちは、海洋汚染の問題を肌で実感した様子。
ある参加者からは、「今住んでいる自治体では今までは燃えるゴミと燃えないゴミの2分類でしたが、最近ゴミの分別方法が変わり、新たにプラスチックゴミが加わって3分類に。プラゴミへの意識が高まっていたところで今回のイベントがあり、環境問題の深刻さを実感。生活の中でできることについて、しっかり考えたいなと思いました」という感想も。
また、テレビでさかなクンが海洋ゴミで工作をして環境問題を伝えていたのを見ていた子どもからは、「今度はゴミを持ち帰って工作をしたい!」という話も。作品を目にするたびに、環境について意識できるようになるかもしれません。
今回のイベントに参加することで、生活の中でできることはなんだろう?と考えるようになったという参加者のみなさん。小さなことから少しずつ始めていけるといいですね!
Mart × team530

\手づくりせっけんのお土産も!/

99%天然由来成分ソープ
sea design soap ¥3,300、sea design soap dish ¥2,200(ともにサキュレアクト)
参加者には、サステナブルソープのお土産も。プラスチック製品を家庭から1つでも減らすきっかけになればという願いのもと、誕生したアイテムです。せっけんは、昔ながらのコールドプロセス製法で時間をかけてつくられ、99%天然由来成分で肌にやさしいだけでなく、見た目もお菓子のようなかわいさ! 実は4種類のせっけんにはそれぞれ意味があり、青は理想の「美しい海」、茶色は昆布などの海藻がない「海底の砂漠化」、青と白のミックスは海にプラゴミがある状態の「プラスチックが浮いた海」、そして赤橙色は「赤潮の海」。海の課題をテーマにしています。波紋を表現した模様入りのソープディッシュも別売りであり、セットで使ってもおしゃれ!
お問合わせ先/サキュレアクト
https://circureact.com/
撮影/中林 香 取材・文/森岡陽子 編集/倉澤真由美

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