田中美保さん“2歳差育児”の現在は「気負わず、無理せず」

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12歳でモデルデビューし、女優やタレントとしても幅広く活動している田中美保さん。今は、2人の子どものママとして子育てに奮闘中です。
「子どもが乳幼児のときは自分のペースで動けたので、授乳ファッションを楽しむことも。でも今はそんな余裕はゼロですね(笑)」

子どもの成長とともに感動を共有できるうれしさ

2歳差の子どもたちは「歩き回れるようになったので活動範囲が広がりました。見守る側もとっさに動けるように、子どもと一緒のときはパンツスタイル一択です」
活動範囲が広がると同時に精神的な成長も感じているそうで「自我が芽生え、反抗期とイヤイヤ期が同時にきている感じ……。2人をうまく誘導するのが難しくなりました。子育ては一筋縄ではいきませんね」

しかし密に接しているからこそわかる子どもの成長が、日々の生活に彩りを与えてくれるそう。
「お話ができるようになった!オムツが取れた!と少しずつできることが増えました。子どもの『できるようになった!』を間近で見られることが今の楽しみ。子どもの感動体験を共有できることはうれしい」

忙しい毎日を過ごす田中さんにとっての休日は「パパ(サッカー選手の稲本潤一さん)が仕事のときは応援に行くこともあります。遠出はせずお友達とお祭りに行ったり、公園に行ったり。この夏は子どもが大好きなおうちプールで遊ぶ予定です」

個々で遊んでいた子どもたちが徐々にお友達と仲よく遊ぶようになると、そういう姿に成長を感じ、見ているとそれだけで癒やされるのだとか。パパがお休みの休日は「少し遠出して家族で温泉に行くのが最近の楽しみ。私も少しだけリラックスできます」

 

子どもの「できた!」を増やすために、いろいろなことにチャレンジさせることも大切。「子どもたちが大好きなブランコ。最近はサポートしなくても上手に乗れるように」

キャンプ復活!一緒に体を動かして楽しみたい

「普段は子ども中心。自分のタイミングで行動することが難しくて大変」と話す田中さん。もう少し子どもたちが大きくなったらしたいことを聞くと「キャンプを復活させたい!思いっきり遊び、体で自然を感じて欲しいし、外で食べるごはんの美味しさを体験させてあげたい。アスレチックなど、体を使って楽しむことを家族で経験したいですね。そのころ私の体が動くかは謎ですが(笑)」

今は大変だと思うことが多いと感じていても、気負わず、無理はせずできることをやるスタンスで子育てを楽しんでいるよう。もし今「一人の休日」が実現したら?の問いには「自分のメンテナンスを詰め込んで夜は友人と飲みに行く(笑)」と、子育てママなら誰しも共感する素直な答えが返ってきました。

最後に田中さんにとって家族とは?の問いに「かけがえのない大切なもの!あたたかいもの!」と笑顔になった田中さんが印象的でした。

田中さんの週末お出かけマストアイテム

①大容量でガシガシ使えるトートバッグが便利

「お友達にもらったトートが大活躍。肩かけでき、口が広くて中身が見やすい。子どもの着替えやおやつなど、小分けして収納しています」

②スマホショルダーにして両手をあける

「普段は手で持ったり、そのままバッグに入れたりすることが多いですが、子どもと遊ぶときは、両手をあけたいのでスマホケースを斜めがけに」

撮影/林ひろし スタイリング/永田彩子 ヘア・メーク/渡辺真由美(GON.) 取材・文/沖野紫穂
Mart2023年夏号 「発足!Mart WEEKENDERたちの“アソビ場”ルポ」より

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