夫の移籍でタイへ！サッカー選手妻・中村明花さんが語る「海外での子育て」

皆さんこんにちは！Martモデルの中村明花です。
サッカー選手である夫の海外移籍に伴い、現在はタイのブリーラムという町で生活しています。
以前はMartの本誌で、娘の妊娠がわかって以降、妊娠中の気持ち、出産のこと、初めての子育てについて色々お話させていただきました。
今回からはここで、3歳になった娘とのタイ生活についてお話させていただきます。
日本とは言語も文化も気候も違うタイでの子育て話を、楽しんでもらえたらと思います(*´꒳`*)

タイ移籍が決まったときのこと、引っ越しに向けた準備について
当時Jリーグの柏レイソルに所属していた夫に、タイのチームからお話をいただいていると聞いたとき、「タイ、いいじゃん！！」という気持ちしかなかった私。

子どもがいて、異国に引っ越すのは不安じゃなかったの？と聞かれることもあるのですが、元々、最終的な住処はここ、と決めていることもあり、それまでは今しか味わえない海外生活をしてみたり、例えば北海道、九州などなど、夫が引退したら住めないようなところに住めたらいいな、プラスごはんがおいしい土地ならなお嬉しい！という考え。
夫がタイに行くと決断したときは、タイ料理が大好きなので、本場のタイに住めるなんて嬉しいしかなかったんです(*´꒳`*)

でも、娘のことを考えると、ただ嬉しい！だけじゃないんですよね。移籍が決まってからは、タイについて、チームの本拠地で家族で住むことになるブリーラムについて、とにかくいろいろ調べました。これは海外生活をする際は必ずしていて、今まで住んだドイツもトルコも、行く前はリサーチしていました。

私が調べた情報では、タイは水道水の水質がよくない、大気汚染が心配だとのこと。
当時はタイに友人家族が住んでいたので話を聞いたら、
「バンコクの空気がやばいです」というリアルな情報が、、、。
縁があって住まわせてもらうことになったタイ。とっても楽しみだけど、娘のこととなると心配が大きかったので、行く前にできること、対策できることはしっかりやっていこうと決めました。

タイの首都バンコクならなんでも買えると知っていたんですが、バンコクから離れたブリーラムではなにを買えるのか？どう調べても“田舎町”ということしかわからず、、、グーグルの地図を拡大して、デパートを見つけてチェックをつけたりして。

とりあえず現地で買えるかわからないものは日本で買っていこうと、先に現地に行っていた夫に家の水道の蛇口、浴室のシャワーの蛇口の写真を送ってもらって、それに合う浄水器を買い、首からかけられるパーソナル空気清浄機も購入。
スマホには大気汚染の状況がわかるアプリも入れて向かいました。

夫には近隣の病院事情の確認もお願いしていました。子どもになにかあったとき、安心して診てもらえる病院があるかどうかはかなり重要ですよね。
チームのほかの選手にも聞いてもらったら、ブリーラムにはいい病院がないけれど、車で2時間かけていくと日本人の先生がいるしっかりした病院もあると聞き、これは安心。

自分たちなりに準備をして、タイに向かったのでした。

娘が首から下げているものパーソナル空気清浄機です。

ブリーラムに着いて早々、牛飼いのおじちゃんと仲良くなる娘。なんと、家の前を牛が通ります。

中村明花さん／1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する3歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずの飽きたら“タイの知恵”を連載中。プライベートを掲載したインスタほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気！

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構成／長南真理恵