サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、ドイツやタイなどで海外生活を経験し、現在は日本で子育てをする中村明花さんが、日々のあれこれをつづるWEBコラム。
前回は娘さんのある行動に、試行錯誤しながら向き合う様子をお話してくれました(前回の記事はこちら→★)。6月に誕生日を迎えた娘さん。誕生日をどう過ごしたいか聞いたところ、中村さんにとっては予想外の答えが返ったきたようで……。
娘にとって特別な誕生日の過ごし方
先日、娘が6歳になりました。
今までの誕生日を振り返ると、3歳、4歳、5歳はタイで迎えましたが、4歳と5歳はコロナによるロックダウンで、幼稚園がオンライン授業に切り替わっていた時期で……。
誕生日に幼稚園に行って、お友だちにお祝いしてもらったことがなかったので、今回は幼稚園に行ってたくさんのお友達に「おめでとう」とお祝いしてもらえて、すごく喜んでいました^ ^
本当は幼稚園を休んで、娘の行きたい場所に連れて行ってあげたいなと思っていたのですが(小学校にあがるとなかなかお休みさせられないので、幼稚園のうちならいいかなという考えがあり)、
娘に「誕生日にどこか行きたいところはある? 遊園地でもどこでもいいよ!」
と聞いてみたら
「幼稚園に行きたい! 金曜日だからその後のスポーツ教室も行く! みんなにお誕生日に会いたい!」と。
「遊園地に行きたいー!」とか、じぃじとばぁばがいる「木更津に行きたいー!」と言うかと思ったんですが、予想外の返事でちょっとビックリ!
今まで誕生日に幼稚園に行けず、お友だちにも会えなかった娘にとっては、幼稚園や習い事に行って“おめでとう”とお祝いされることが特別で、ずっと楽しみにしていたんだなと初めて知りました。
普段通りでも娘には幸せな日に
せっかくのお祝いの日だから、どこかに連れて行ってあげたいと思っていたのは私のエゴだったんだなということに気付かされましたが、娘は今の生活を充分楽しんでいて、幸せなんだなということもわかって、とても嬉しくなりました(*´︶`*)
そんなこんなで、誕生日当日は普段と変わりなく幼稚園へ行き、その後に習い事に行って、外食してから家でケーキを。
スケジュール的には日常とそこまで変わらなかったけど、娘にとってはたくさんのお友だちにお祝いしてもらえて、とっても特別な日になったみたいです^^♪
誕生日というと、小さい頃は何かしてあげないと!と、“誕生日”を意識して誕生日会をしたり、お出かけしたり、その日1日が特別になるようにしていましたが、大きくなるとそうではないんだなというのも今回気づきました。
親が何かをしなくても、習い事や幼稚園、学校があるので、日常を過ごすなかでその日に特別感がプラスされる感じというか……。
ちなみにプレゼントは、すみっこぐらしの小さいぬいぐるみに。キャラクターだったりお家だったり、いろいろな種類があるので、好きなものをチョイスしてもらってプレゼントしました♪
スポーツ教室でお友だちからプレゼントをもらったり、おめでとう!と言ってもらえてすごく喜んでいました。
誕生日の翌日は、娘の喜ぶ顔が見たくてお出かけ。リカちゃんになってきました^ ^
中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する6歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!
★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/
構成/長南真理恵