冬になると恋しくなる鍋は、メニューがマンネリしがち……。そんなときは、だし、つけ汁、〆で味を変えられる新たなメニューを取り入れてみませんか? タレントの中村明花さんが教えてくれた「とろろ」のカキ鍋は、野菜もたっぷりとれるので冬の食卓のエース的存在になるおいしさです。
カキから出るうまみがおいしい鍋に!
同じ味でずっと食べ続けるより次々と味変したくなるという中村明花さんが教えてくれたとっておき鍋は、ダシ、つけ汁、〆で味を変える「とろろ」でカキ鍋。旬のカキを使った鍋のダシは、味噌バターがアクセント。飽きたらつけ汁の山いもと麺つゆ&ポン酢でさっぱりといただきます。中村家では取り皿を2つ用意し、ひとつはダシを味わう用に。もう1つはつけだれで両方の味を楽しめるようにしているのだとか。〆は濃厚なチーズリゾット。三者三様に見えて、意外とバラバラにならいのが特徴なのだとか。
材料(2~3人分)
生カキ…150~200g
キャベツ…1/4~1/2玉
春菊…1束
しめじ…1パック
味噌…大さじ1
すり白ごま…適量
A
バター…10g
にんにく(すりおろし)…小さじ1
B
水…800~1000㎖
酒、みりん…各大さじ2
鶏がらスープの素…大さじ2
C
山いも、ポン酢、めんつゆ…4:4:1の割合に
〆
ごはん(さっと洗う)…1膳半
とけるチーズ…適量
長ねぎのみじん切り…大さじ3
卵…1個
ラー油…適量
つくりかた
【1】生ガキは塩水で洗い水気を軽くとる。キャベツはざく切り、春菊は3等分に切る。しめじは石づきを落とし食べやすく小房に分ける。
【2】鍋にAを入れ軽く炒め、Bを加え沸騰したら味噌、キャベツを加える。
【3】キャベツがしんなりしたらカキとしめじを加え、カキに火が通ったら春菊を盛り、すりごまをふる。
【4】Cの材料を4:1:1の割合で混ぜたタレを添えていただく。
【5】〆はチーズ、長ねぎのみじん切り、卵の順で加え、ラー油をたらして食べる。
野菜がたっぷりとれるこの鍋は、ベースのダシさえしっかりしていれば、メインは何を入れてもOK。冷蔵庫で余っている野菜を入れてもおいしく食べられるとか。とろろのつけ汁は、カキだけでなく、鶏肉などにも合うようなので、新たな鍋メニューに加えてみませんか?
Profile
中村明花(なかむら・さやか)さん
1986年4月17日生まれ。千葉県出身。夫はサッカー選手の細貝萌さん。モデルとして活躍。2歳の女の子のママ。
撮影/生田祐介(f-me) ヘア・メーク/久保フユミ スタイリング/柿田たみか、フードスタイリング/上島亜紀 構成/橋本嘉美(HEAVEN)
※Mart2019年1月号
わが家のあったか「鍋」レシピより
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。