12月に入って冬本番を迎え、鍋料理やスープで体の中から温まりたいですよね。
今回、中村明花さんが紹介してくれたのは、寒い中で甘みを増しているかぶを使ったポタージュです。
ベーコンとカキをトッピングして塩味を足しつつ、クリスマスディナーの一皿に加えたいちょっと豪華なスープになっています。
「かぶをゆでている間にトッピングの準備ができる、見た目のわりに簡単なポタージュです。かぶがゆで上がったら鍋に牛乳を加えることで温度が下がり、冷めるのを待たずにミキサーやブレンダーでポタージュ状にすることができます。トッピングにするかぶの葉、ベーコン、カキは一つのフライパンで順番に炒めると洗い物が減りますよ。カキが苦手だったら、ホタテやほかの貝類でもOK。かぶのやさしい甘みに、バターと相性の良い貝類を合わせることで一気にコクがでます」
かぶとカキのポタージュ
<材料>(2人分)
かぶ…3個
ベーコン…2枚
カキ…4個
水…200ml
牛乳…200ml
バター…10g
はちみつ…小さじ1/2
塩…小さじ1/2
粗びきこしょう…適量
<つくり方>
【1】かぶをよく洗い、葉の部分は後で使うので切り分けておく。実は皮ごと8等分する。
【2】鍋にかぶの実と水を入れ、強火にかける。沸騰したら弱火にして10分ゆでる。
【3】1で取っておいた葉の部分を3cmの長さに切る。油をひいたフライパンで軽く炒めて塩少々(※分量外)をふって取り出す。
【4】ベーコンは1cm幅に切り、3と同じフライパンに重ならないように並べ、弱火でカリカリになるまで加熱して取り出す。
「カリカリベーコンをつくるときは、フライパンやベーコンを動かしたりせず、弱火にして放っておくのがポイント! ベーコン同士が重ならないように並べることだけ気をつけましょう」
【5】4と同じフライパンにバターを溶かし、カキ(蒸しでも生でもOK)に中火で火をとおし、焦げ目をつける。
【6】2の鍋に牛乳を入れ、ブレンダーやミキサーなどでポタージュ状にする。
【7】6を弱火で温めてはちみつと塩で味つけをし、皿に盛る。かぶの葉、ベーコン、カキを盛りつけて粗びきこしょうをふる。
中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する2歳の女の子のママ。調理師免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!
★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/
調理・フードスタイリング/中村明花 撮影/生田祐介 ヘア・メーク/久保フユミ(ROI)スタイリング/柿田たみか 構成/富田夏子