気になるけど周りには聞けない…Mart読者に聞いた「夫婦のお財布事情」

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妻の収入や夫のお小遣いなど、気になるけどなかなか聞けない夫婦のお財布事情。今回はMart読者にアンケートをとり、そんな「夫婦のお財布事情」をまとめました。

 

Q.1 収入は何で得ていますか?


自分の収入がある読者が全体の74%。Mart読者の大部分が何かしらの収入を得ていることがわかりました。そして、そのうちの約半数が「パート・アルバイト」での収入という結果に。フルタイムのほかに、「株や不動産の投資」や「自分で製作した作品の販売」などの回答もありました。

 

Q.2 毎月の収入額を教えてください。


フルタイム、パート・アルバイトなどすべてを含めた平均が約8万円という結果に。回答者の最高額は25万円でした。また、多数派のパート・アルバイト収入の平均は5.8万円でした。

 

Q.3 収入はどのように使いますか?

 

Q.4 自分用のお小遣いは何に使いますか?


基本的には自分の娯楽費に使っている様子。美容・衣服代と答えた人が大半でした。また、ママ友とのランチなどの交際費も自分のお小遣いから出している人が多く見られました。中には保険料・貯金など老後を見据えた堅実な回答をした人も。

 

Q.5 家計は夫婦どちらが管理していますか?


…その他の回答
●食費や雑費、子どもの習い事代は自分、光熱費、レジャー費は夫が出します。(うるるん・千葉県在住)
●主人は単身赴任で海外にいるので、お財布が別。日本での家計管理はすべて私がやっています。(マルニャン17・埼玉県在住)
●生活費は夫、私の給料は昼食代、交通費とお小遣い以外は貯金しています。基本的には、夫婦それぞれのお金を分けて貯金します。(あーる・東京都在住)

 

Q.6 夫のお小遣いの額は月にいくら?


夫がお小遣い制の家庭は全体の34%と、意外にも少ない結果に。お小遣い制の家庭では、2万以上~3万円未満と答えた人が最も多く、全体の平均は約3.2万円でした。また、なかには決まった額ではなく入り用のときにその都度渡す家庭や、収入のパーセンテージで決めている家庭も。

 

Q.7 「夫婦の収入にまつわる話」「こんな工夫をしています!」「お金の管理で夫婦喧嘩になった経験」などのエピソードを教えてください。


「お金の管理が得意な主人に家計を任せているが、どんなふうに管理しているかわからないのでどのくらい貯まっているかもわからない」(akky・東京都在住)

「夫に家計管理を任せていたら、気づいたときには数百万円のリボルビング払いに追われていました(汗)。家計管理が私に代わり、計画返済して、のちには貯金も殖やせたので、マイホームを買うことができました。今では、夫もファイナンシャルプランナーの資格を取り、マネーに強くなってくれました!」(薫子・愛媛県在住)

「夫のお小遣い5万円のうち、月末に余ったお金はすべて徴収して貯金しています。渡さないと、次の月のお小遣いはあげません」(たみーやよやよ・東京都在住)

「別居・離婚などいつ何があっても困らないように旦那の給与から必要な額(住宅費、光熱費など)を残しすべて自分の口座に入金しています。名目は『貯金』(笑)」(きち・神奈川県在住)

「結婚して17年になりますが、夫の正確な収入を知りません。貯金がいくらかなどもあまり聞かれたくないようです。月々に定額の生活費をもらっていてやりくりは普通にできているので(余裕があるわけではないですが)、なんとなく過ごしています」(ガチャガチャ・東京都在住)

「主人が浪費家なので、お金を家計から貸し出しするときは決まったノートに借用書を書かせています」(ううちゅん・高知県在住)

「昔は夫のお小遣いでもめましたが、手取りの10%に決めてからお互い不満もなくなりました」(あーる・東京都在住)

「今は週2日しか働いていませんが、主人が朝『今日バイトでしょ?』と聞いてきたときにイラッとしてつい言い返してしまいました!『バイトと言わないで。仕事と言って!』と。バイトと言われると、自分のほうが身分が低い気がして嫌でした」(ama52501・千葉県在住)

「『節約しなくちゃ』『お金がなくなる』など、マイナスのほうに意識を向けると、実際にどんどんなくなってしまう気がします。『お金は、ある!』『主人は稼いでくれる!』と心から信じていれば、お金はやってきます。そして、やはり、自分でも稼いでいるということも、心の余裕を生むのかもしれません」(luxetime・東京都在住)

 

【今回の総括】

全体の約7割が収入を得ているMart読者。「自分で楽しむためのお金は自分で稼ぐ」傾向が見られました。フルタイム、パート・アルバイトのほかに株や不動産などの投資やフリマアプリでの作品販売など、収入を得る方法も多様化してきている様子。また、共働き率が上がる一方で、夫婦のお財布事情もさまざまであることがわかりました。依然として一緒の財布で管理している家庭が全体の大半を占めていますが、完全にお財布を別にしている場合や、費目ごとにどちらが出すか決めている夫婦など、自立したスタイルを好む家庭も。それぞれにメリット・デメリットがあるので、うまく組み合わせて自分たちの生活に合わせた管理の仕方を考えることが重要です。

 

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イラスト/熊野友紀子 構成/タカノマイ(Mart編集部)

Mart2019年6月号
だからMartな私たち Thema 147 夫婦のお財布事情 より

 

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