送り迎えなしに一人で通学できるのか、授業についていけるのか、そして、自分は仕事を増やすべきか……。子どもの小学校入学時に誰もが突き当たる「小1の壁」。
お子さんが小1当時パート勤務だったという先輩ママに、この「小1の壁」を乗り越える工夫を教えてもらいました。
先輩ママの工夫1「支度は子ども任せに。忘れ物をしたら自己責任として自主性を育てます!」
東京都在住・金澤晴代さん
幼稚園や保育園と違って小学生になると、教科書を揃えたり、必要なものを用意したり、朝の支度をしたりが子どもの仕事に。ちゃんと子ども自身でできるようにと、あえて自分で 管理させています。失敗も糧にして成長に。
■さらにこんな工夫も
保護者会はポイントをおさえて出席!
仕事の都合もつけないといけないので、全部の保護者会に出るのは無理だと割り切りまし た。説明会や長期休みの前だけなど、大切なときを選んで出席するようにしています。
先輩ママの工夫2「同じマンションのママ友8人とグループで情報共有しています」
神奈川県在住・築花かをりさん
子どもから聞くだけではわからないこともあるので、ママ友8人で情報交換するようにして います。飲み会で、他の子目線の話を教えてもらうことも。今どこで遊んでいるかもわかったりして、地域の〝見守り〞的な役割も。
■さらにこんな工夫も
「学校に行きたくない」に1カ月つき添ったことも
下の子は入学当初、学校へ行きたがらない日も。担任の先生と相談して、1時間目だけつき 添うようにしていました。そういうときも融通の利く職場を選んでおいてよかったです。
先輩ママの工夫3「玄関のドアに友達の名前を貼りマグネットで行き先を示してもらう」
東京都在住・川田なゆかさん
男の子は特に、「どこに遊びに行ったかわからない!」ということになりがち。そこで、玄関のドアのボードに友達の名前を書き、行き先にマグネットを移動してもらうルールに。書くのは面倒でも、貼るのならやってくれます!
■さらにこんな工夫も
週末に1週間分の献立を決め平日は一緒に過ごす時間を大切に
一緒に過ごせる時間が限られているからこそ、子どもとの時間を大切にするようにしています。日曜日にまとめて常備菜をつくり、平日の夜は子どもとゆっくり話せる時間を確保!
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撮影/志波慎寿介 イラスト/熊野友紀子 取材・文/鹿志村杏子 構成/長南真理恵
Mart2020年3月号
パートもフルタイムも絶対悩む「小1の壁」に当たって砕けないためには? より