7月に「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」で、Martにも登場した最年少野菜ソムリエプロの緒方湊くんが、野菜や食について学べる宿泊プラン「リゾナーレとカゴメの食育」で授業を行いました。今回は“植育から始まる食育”をテーマにした、そのときの様子をレポートします。
緒方湊くんによる野菜の授業が開講!
今回、参加したのは4歳以上の子どもたち。「子どもたちの食育になれば…」という想いで、参加した保護者が多いようです。
イベントでまず行われたのは、緒方 湊くんによる特別授業「野菜の学校」。子どもが野菜に興味を持ってくれるように実際に野菜に触れながら、栄養素やおいしい野菜の選び方、破棄しない使い方などを説明。
例えば「トマトを選ぶときは、お尻にある“スターマーク”と呼ばれる白い線をチェック!これがあると甘く生でも食べやすく、ないものは酸味が強いので火を通すのがおすすめです」と、子どもたちに教えていました。
またキュウリのマジックを披露!折ったキュウリをくっつけると、折る前のようにくっついた状態に戻りみんなびっくり。「キュウリはほぼ水分で、カロリーが一番少ない野菜と言われています。傷みやすいので購入後はキッチンペーパーで包み、ヘタを上にして立てて野菜室で保存すると長持ちしますよ」と大人もタメになる知識を教えてくれました。
授業の後も湊くんは子どもたちから大人気!いろいろな質問をされていて、授業を通して子どもたちがしっかり野菜に興味を持つようになっていました。
2日目以降も野菜体験がいっぱい!
翌日は「カゴメ野菜生活ファーム富士見」に移動。ここは野菜や自然と触れ合うことができる体験型「野菜のテーマパーク」で、まずは野菜収穫を体験!スタッフから説明を受けながら、子どもたちはミニパプリカ、ズッキーニの収穫に挑戦しました。自分で野菜を収穫するという体験に、子どもたちも興奮した様子です。
昼食をとって一休みした後、ファーム内にある体験教室で、森が水をきれいにするしくみを「森のミニラボ」というプログラムで学びました。使用済みのPETボトルに入れた小石や炭、土などで泥水をろ過するとキレイになることに、子どもたちも驚いていました。
3日目の最終日にはリゾナーレのキッズスタジオで野菜を使ったスイーツづくりに挑戦など、学びになるコンテンツが盛りだくさん。実際に野菜に触れ合ったり、学びながら実験をすることが、子どもの興味の範囲を広げるきっかけとなりそうです。