子育て世代は、移住適齢期!【Mart春号】

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

子育てに最適な場所に 移住したら
心地よくバランスの良い暮らしが ついてきました

スタイリストとして活躍する宇藤えみさん。
長男が小学校入学するタイミングで移住を決めました。
自然の中で湧き上がる興味でいっぱいの息子さんを見ると、移住を決めて良かったと思うそう。

海、山が身近にあり、家から出たら大自然。それで も仕事場がある東京までは車で1時間ちょっと。
移住者が増えている新しいコミュニティーもある 葉山。
小学校までは歩いて20分程度と程よい距 離であることも移住の決め手に。

 

東京への通勤も苦にならない土地で得られた
海と山のある暮らし

 昨年 月末に東京・目黒から引っ越してきました。東京に住んでいたときは、お休みの日にどんなことをして遊ばせようかと頭を悩ませることも多かったのですが、葉山では玄関から外に出たら遊び場が広がっているという、子どもにとってこの上なく恵まれた環境。出産してから、子育てに最適なのは葉山だとずっと頭に思い描いていたのですが、夫は会社員であり仕事柄、葉山から東京への通勤は難しいと説得できないでいました。
大きなきっかけは新型コロナでした。当時、マンションから戸建てに住み替えたところだったのですが、家時間が長くなったことで、環境を変えるべきかを夫婦で話し合った結果、伸び伸びと子育てができてリラックスした時間を持てる葉山への移住を決めました。
長男は引っ越してから魚や虫がより好きになり、ますます興味を持ようになりました。さらに魚釣りして、自分で料理をしたいとまで言いだして。散歩をしていて見つけたふきのとうは食べられるか?といった食への興味が広がっています。長女はまだ1歳ですが、海辺の砂浜で遊ぶことが多いので脚力がしっかりついてきました(笑)。
家づくりに関して喧嘩をしたこともあるけれど、夫とは自宅で晩酌を楽しむ時間も持つように。また、夫は長男と海へ行ったりして二人で遊ぶことが増え、私も助かっています。 年間かけたリノベーションは大変でしたが、願いどおりの、光がたくさん入る、風通しのよい空間になりました。思い切り遊べ、自然から多くを学び取れる環境、充実した家時間によって家族みんなの笑顔が増えたように思います。

(写真左)風が強い日の翌日には海岸に多くのワカメが流れ着いてきます。自宅に持ち帰り、おだしでしゃぶしゃぶにすると鮮やかな緑色に変化。自分で採って食べるのが最高のご馳走。(写真右)キッチンは広くしたので、お料 理上手なお客様もキッチンに 入りみんなで料理する形式の ホームパーティができるよう になりました。また、佐島漁港 で魚を買ってきてさばいてい ると、息子が興味を持つよう になり、釣りをしたいと言い出 しました。自分で釣って、さば いて食べるのが目標のよう。

 

撮影/大森忠明 取材・文/金沢由紀子

Mart春号 毎日が変わる! Mart的「移住学」 より

 

- 関連記事 -

    マガジン
    Mart2024春号
    2024年3月28日発売
    ¥980
    マガジン
    Mart2024春号
    2024年3月28日発売
    ¥980