Mart会員に特別に開催された、山梨県北杜市にある村上農園の豆苗生産センター見学会。後半は、豆苗の収穫体験とお待ちかねの豆苗料理にチャレンジです!
山梨北杜生産センターには、生産施設のほか、豆苗やマイクロハーブをよりよく美味しくいただくための試作ができるよう、シェフの方たちを呼んで調理をできる施設があります。今回、特別にその施設で収穫と調理体験が行われました。
豆苗の 収穫とパッケージングを体験!
センター内で収穫直前までに育った豆苗を、加茂センター長が運んできてくれました。出荷するのと同じ工程で、収穫し、シーラーでパッケージングに挑戦です。参加者からは「今、見学させてもらった工程をふんで、大切に育てられてきたんだね」「うまくできるかな、ドキドキするね」という声が聞かれました。
加茂センター長から収穫の方法を説明。
実際にチャレンジ。上手にできるかな?
一人3つずつ収穫しました。
ラッピングはシーラーを使って。
山梨県限定のパッケージに入れました。
今回のために、特別に用意してくれた名前入りシールを貼って、完成!
豆苗を使った簡単料理に親子でチャレンジ!
続いて簡単にできる豆苗料理をつくり試食会です。収穫したばかりの豆苗を持ってキッチンへ移動します。
この日教えてもらったのは2メニュー。みなさんも、ぜひつくってみてください!
【豆苗の豚バラまき】
豆苗を豚肉で巻いて、レンジ加熱でできる一品料理。火を使わないから、暑い夏にもおすすめなんです。ご飯との相性抜群ですが、おつまみとしても◎。
●材料(2人分)
豆苗1パック、豚バラ肉150g、塩こしょう少々、ポン酢小さじ4、白いりごま適量
●つくり方
①豆苗は洗って根元を切り落とす。
②豚バラ肉を広げて、全体に塩こしょうをふる。豆苗をのせて巻く。
③お皿にのせてラップをし、600Wの電子レンジで3分加熱する。
④豚肉に火が通ったら、ポン酢と白いりごまをかける。
自分で収穫した豆苗をキッチンばさみでカット。
適量を豚肉で巻いていきます。
みなさん夢中で巻いていました。
【パリパリ無限豆苗】
市販のキットを使って、もっと豆苗を簡単にいただいちゃいます! 豆苗は加熱せず生でサラダ感覚でも美味しくいただけますよ。
●材料(2人分)
豆苗1パック、東洋水産「パリパリ無限豆苗のもと」1袋、ツナ、ハム、コーン、トマトなど好みで適量
●つくり方
①豆苗は洗って根元を切り落とし、4等分する。
②「パリパリ無限豆苗のもと」の麺を食べやすい大きさにほぐし、①と混ぜ合わせる。
③「パリパリ無限豆苗のもと」の粉末スープをふりかけよく混ぜる。トッピングも盛り付ける。
麺をほぐすのはビニール袋の中で。
「2品ともお子さんたちも食べやすい料理ですよ」。村上農園広報マーケティング室の松井さん(左)と石田さん(右)が教えてくれました。
キットなので、つくるのがとにかく簡単!
こちらの「パリパリ無限豆苗のもと」を使用。
完成です! みなさん「美味しそう~」「これなら子どもたちだけでも簡単につくれますね」と嬉しそう。
試食タイムでは「やわらかくて食べやすい豆苗だから、野菜嫌いの子でもこれは美味しいと食べそう」「豚バラ巻きは見栄えもよくて、またつくりたい」「味をいろいろ変えても美味しそう」などの感想が聞かれました。
最後に豆苗の再生栽培のポイントを教えてもらい、お土産もいただいたところで、約3時間の特別見学会が終了しました。
参加ファミリーのみなさんに感想をうかがうと……
「息子だけでなく私たちにとっても普段見ることの出来ない場所を見せていただいた、貴重な見学会でした。衛生管理や栽培体制など、非常にしっかりと管理されている様子を見て、より信頼感も高まりました。土で育てる野菜が一般的だと思っていたので、豆苗のように水耕栽培の野菜にも関心が高まりました」(田口さん・父)
「こんなに広い土地で育てていることにまず驚きました。温度管理や品質管理と、あらゆる技術を駆使してつくられている様子も見せてくださり、ありがとうございました。豆苗たちも生きているんだ! とかわいく感じました。再生栽培をして増やして、今日教わった料理を家でもつくってみます」(勝尾さん・母)
子どもたちはもちろん、大人にとっても思い出に残る見学会となりました。
取材協力/村上農園
取材・文/新里陽子