子どもが憧れのお仕事を体験できる大人気の体験型テーマパーク「カンドゥー」。カフェ店長のお仕事が体験できるUCCのアクティビティ「Good Coffee Smile CAFE」が7月にリニューアル! 今までの体験内容に加えて、新たにSDGsについて学ぶこともできるようになりました。今回はリニューアルのポイントと、筆者が家族(夫、娘10歳)で一緒に体験した様子をレポします。
コーヒーを通じてSDGsへの関心を深める! カフェ店長体験
「Good Coffee Smile CAFE」は「コーヒーで笑顔を作ろう」をテーマに、子どもたちがコーヒー豆の産地や栽培から1杯のコーヒーに至るまでの過程を学ぶアクティビティ。お客さま役で参加している保護者や付き添いの大人にぴったりのコーヒー豆をカフェ店長役の子どもがブレンド。心のこもったコーヒーを提供するお仕事を体験できます。
動画とアクションブックでSDGsについて学びます
リニューアル後はコーヒーが生産国から日本に届けられるまでの動画に、温暖化の影響で地球が泣いている状況から、SDGsへの取り組みにより地球が笑顔になるまでのアクションなどが追加されました。
さらに、体験後にはアクションガイドブックの配布も。日々の生活においてどのようにSDGsに貢献できるかをイラスト付きでわかりやすく紹介しています。コーヒーやサステナブルについての豆知識やクイズもあり、帰宅後も家族みんなでゲーム感覚で楽しみながらSDGsへの学びを深めることができます。
実際のお仕事体験の流れをご紹介!
まずはカフェの店長の制服にお着替え! ブースの中に入り、DVDを見ながらコーヒー豆のブレンドについてのレクチャーを受けます。
タブレットを使用し、お客さま(=保護者、付き添いの大人)のイメージや好きな食べものを選択していくとおすすめのブレンドが表示されます。
今回はうきうきブレンドに決定! コロンビア、モカ、ブラジルの3種類の豆をブレンドしていきます。
スプーンでコーヒー豆をすくって瓶の中へ。コーヒー豆は種類によって大きさや形が違う! と発見する子どもも多いんだとか。それも学びに繋がっていきます。
ブレンドしたコーヒー豆はスタッフの方が機械に入れて挽いてくれます。コーヒーの粉が出来ていく過程を目の前で見られて興味津々。
スタッフの方がコーヒー豆の準備をしている間、子どもは動画を観賞。動画の内容はコーヒーが日本に届くまでの過程とSDGsへの取り組みについて。かわいらしいアニメーションで構成された子ども向けの動画ですが、大人が見ても参考になりました。
いい香りに癒される♪ オリジナルブレンドのコーヒーが完成
ブレンドしたコーヒー豆は、仕事の成果物としてオリジナルの缶に入れて持ち帰ります。内容量は約50g、カップで3〜4杯分のコーヒーを自宅で味わうことができます。
持ち帰りだけでなく、その場でコーヒーの試飲も! スタッフの方が淹れたての美味しい1杯を手渡してくれます。
娘はちょっと恥ずかしそうにしていましたが(笑)、我が子がブレンドした豆で飲むコーヒーは格別の味。ほっこりと温かい気持ちになれました。
カフェ店長の仕事体験を楽しみながら、SDGsへの関心も深められるカンドゥーの「Good Coffee Smile CAFE」。
我が家も帰宅後、いただいたアクションガイドブックを読みながら「今日のブレンドしたコーヒー豆も使い終わったら消臭剤にしてみようか」などこれから取り組めそうなことについて話し合いました。夏休みの自由研究のテーマにも活用できそうです!
ぜひこの夏、親子でコーヒーを通じてSDGsについて学びを深めてみてくださいね。
【施設概要】
Kandu(カンドゥー)
住所:千葉県千葉市美浜区豊砂1-5 イオンモール幕張新都心ファミリーモール3階
対象:3歳以上中学生以下のお子さまとそのご家族
営業時間:第1部 10:00~14:30 、第2部 15:30~20:00
入館料:3~15歳 ¥3,250~、大人 ¥2,000、55歳以上 ¥1,000
公式ホームページ:https://www.kandu.co.jp
※入館料の詳細や営業時間など、最新の情報はホームページをご覧ください。
取材・文/丹下紋香