1匹の保護猫にはじまり、今は4匹の猫を飼っているMart読者の武藤さん。お子さんたちにとってはは、生まれたときから猫がいる生活が当たり前でした。
子どもたちの優しさを育ててくれる猫たちに感謝しています
主婦・武藤美鈴さん
生まれたときから、猫がいる生活が当たり前だったお子さんたちは、猫たちと6きょうだいのような関係。 「高齢猫の気持ちや安全に自然に配慮できる子たちに育っています」
■ペットを飼い始めた理由
16 年前に 1 匹めを飼い始めて以来、迷い猫を保護したり、保護猫の里親になったりして、気がつけば、 4 匹の猫に囲まれた生活をしています。
■ペットを飼ってよかったこと
猫たちにたくさん愛情を注ぎ、猫からも愛情を与えてもらっています。親子げんかをしたときには、仲裁に入ってくれたり、子どもが猫に慰められたりしていることも。おかげで子どもたちも、感謝や愛情を口に出して言える子に育ってくれています。また、私にとっての猫たちは、とにかくかわいい、癒しの存在。仕事から疲れて帰宅しても、子どもたちには「宿題終わったの？ 靴揃えなさい！」と小言から始まりますが、猫たちと触れ合う時間には、ただただ癒しをもらっています。
■ペットを飼ううえで大変なこと
病気になったときには、治療費、手術費がかさみます。気楽に旅行ができないことや、マーキングで布団を濡らされることが多いのも、ちょっと大変。
■ペットとの生活での工夫やルール
トイレの片づけは子どもたちにも担当してもらっています。また、高齢猫もいて、ジャンプなどを失敗することも多くなってきたので、猫の安全に注意を払うようにしています。
■ペットを飼おうとしている人へのアドバイス
保護犬、保護猫、引退した繁殖犬・猫を、新しい家族に迎えることをおすすめしたいです。かわいそうな犬や猫が1匹でも減ることを願っています。
のん ミックス 8歳（♂） 迷い猫だったのを子猫で保護
ティアラ アビシニアン 16歳（♀） ブリーダーさんから譲り受けた
ゆめ ミックス 3歳（♀） 甘えん坊な元保護猫
ひかる ミックス 0歳（♂） 元保護猫の末っ子
高齢猫がいるので、キャットタワーは高低差が少ないものに。手前のかごは猫たちの寝室。
ティアラちゃんはリードをつけてのお 散歩が大好き！
ハンドメイドの通販サイトで見つけた猫用のハンモ ックは、ゆめちゃんのお気に入りの居場所です。
Mart2020年11月号
「癒し」も、それだけですまない「責任」も
徹底レポート 「ペットとの暮らし」は、家族をどう変えた？ より
撮影／福本和洋 取材・文／田島えり子 構成／富田夏子
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