【夏のマスクどうしてますか?】Mart読者の酷暑を涼しく過ごす手づくりマスク【3】

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「暑ッつ!!!」この夏、何度この言葉をつぶやいたでしょうか? 「汗」を何リットルかいたでしょうか? 最高気温の記録更新に合わせて、「暑い!」も「汗」も記録更新(したはず)です。そして、この暑さを後押ししているのがマスクの着用ですが、少しでも快適につけるため、たくさんつくったというMart読者の方の手づくりマスクを見せてもらいました。

夏は口元に空間のある手づくり立体マスクが快適

手島磨季さん 静岡県在住(38歳)

「今年はマスクをたくさんつくりました」という手島さん。「コロナが流行り始めた頃はプリーツマスクを使っていましたが、だんだん暑くなってきて、口元に空間があったほうが快適かなと思い、夏のマスクは「立体マスク」をつくるようになりました。立体ならノーズフィッターがなくてもフィット感があります」


ネットで無料公開されている型紙をもとに、手島さんがつくったマスクの一例。

涼しい素材として「接触冷感素材」とダイソー「クールタオル」を選択

どんな素材でつくったかを聞いてみたところ、内側に「ダイソーのクールタオル」を使ったマスクと「接触冷感のダブルガーゼ」を使ったものの2タイプで、「この2種類を家族や友人につくりました」と手島さん。

「まだこんなに暑くなる前の5月頃、夏のマスクの心配をしていました。2月・3月はマスクをしているほうがあたたかくてよかったのですが、夏は熱中症の危険もあり、より通気性がよく快適な素材は何かと模索していました」

そんな手島さんがダイソーで夏商品として売り出されていた「クールタオル(20センチ巾くらい)」を見つけ、「これならマスクの生地に使えるかも!」と試しに買ったのが始まりだそう。その後、しばらくはダイソーの店舗で見かけなかったものの、ある時たまたま入荷していたものを購入し、汗だくになる時期を迎え追加でつくることに。

【内側がダイソーの「クールタオル」のマスク】

1.こちらがダイソーの「クールタオル」を使ったマスク。表の色柄の生地は、手持ちのシーチングやオックスなどの綿素材で。

2.内側に使ったボーダー柄がダイソーの「クールタオル」

3.個人的には、このクールタオルのほうが優しい肌触りで好きです」


【内側が「冷感接触ダブルガーゼ」のマスク】

1.内側の無地が「冷感接触ダブルガーゼ」です。

2.緑系の花柄はご自身用で、可愛らしいピンク系のシェル柄は娘さんのもの。


長時間 出かけるときは「クールタオル」のマスクで

自作のマスクの涼しさについては、「『クールタオル』は冷たいというわけではありませんが、サラッとしているのでつけ心地がいいです。『冷感接触ガーゼ』も残念ながら冷たいわけではないですが、とにかく通気性がいいのと軽いつけ心地がいい。それぞれ生地そのものが冷たく感じるというより、汗をかくとその水分に反応して暑さが軽減するという感じ」だそう。さらに「接触冷感ガーゼは、肌が弱いとチクチクするような感覚もあり、肌が弱く敏感な長男は合いませんでした。いっぽう、クールタオルはなめらかな肌触りで、メッシュっぽく通気性もよく、長男も大丈夫でした」どちらの素材がよいかを尋ねると、外出時間が長いときはサラッとして肌の摩擦が少ないクールタオルを選ぶものの、短時間ならどちらでも変わらないそう。さらに、「クールタオルはぬらすと冷たいので、炎天下を出歩くときに、予めぬらして使うのはありだと思いますし、バーベキューをやるとき、私もぬらして使ってみたいですね」

伸びる素材の「クールタオル」の縫製にひと工夫

手づくりマスクで苦労したのは、「クールタオルが伸びやすい素材なので、ミシンまた手縫いのときクールタオルを下側にして縫いました。また、立体マスクはカーブが多いのでゆっくり目に縫いました。縫い代も余分はカットし、カーブに切込みを入れることで表に返したときに生地がつりません」


いかがでしたか? 残暑厳しいこれからの時期、少しでも涼しいマスクをつくる参考にしてみてください。

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構成/Mart編集部

 

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