じんわりしみる新・愛読書〈読者編〉【1】気分転換できる一冊

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記録的な暑さが続き、感染への不安も消えない今年の夏。外出しにくい状況だからこそ、おうちで読書を楽しんでみませんか? ここではステイホーム中に、Mart読者が思わずハマった新・愛読書をご紹介。今回は「気分転換できる一冊」です。

 

読者がハマった
気分転換できる本5選

【1】『青くて痛くて脆い』
住野よる/著 KADOKAWA ¥680


青く苦い思いに迫る青春小説
『君の膵臓をたべたい』の著者による青春ストーリー。「人と距離をとる生き方をしているのに人から必要とされるのがうれしく、それがなくなると嫌になり関係性のすべてを壊してしまう。その姿に、人間の脆さを感じる作品」(愛知県・目黒郁美さん)

 

【2】『食べる世界地図』
ミーナ・ホランド/著 清水由貴子/訳
エクスナレッジ ¥2,200


旅行気分を楽しめる食の大辞典!
世界の39の国と地域の料理を、その土地の歴史や文化とともに読み解く、極上の食辞典!レシピも掲載。「海外旅行が難しい今、各地への見識を深めつつ、旅行気分を味わえます。気になった料理は再現して楽しんでいます♪」(東京都・戸根美知子さん)

 

【3】『むかしむかしあるところに、死体がありました。』
青柳碧人/著 双葉社 ¥1,300


昔ばなしなのに新しい!
「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といったおなじみの昔話をミステリーとして読み解いた一冊。「誰もが知っている昔話がミステリーに。犯人を推理しながら読み進めていったあとの、どんでん返しもたまりません!」(東京都・吉田聡子さん)

 

【4】 『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』
古内一絵/著 中央公論新社 ¥1,500


路地裏のお店の常連気分♪
元超エリートのイケメン、今はドラァグクイーンのシャールが営むお店「マカン・マラン」。そこに悩みを持つ人が集まる。「まるでマカン・マランの常連になった気分。料理と音楽、そしてシャールの温かい言葉に癒されます」(栃木県・仁平めぐみさん)

 

【5】『きのう何食べた?』
よしながふみ/著 講談社 ¥571


献立の参考にもぴったり!
同性のカップルの毎日を、食生活を中心に展開するコミック。料理のレシピも掲載。「安い材料でできる美味しそうな料理が、マンネリ気味の夕飯の参考にも。暮らしのちょっとした幸せを感じさせてくれる大好きな作品です」(大阪府・木田 恵さん)

 

※表示価格は本体価格です。

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イラスト/小林 晃 取材・文/田島えり子 構成/Mart編集部

2020年9月号
特集「癒されて、夏」
コラム「ウィズコロナの今こそ!"じんわりしみる"新・愛読書〈Mart読者編〉」より

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