9月は防災月間。今回は、被災経験のあるママ防災士・イラストレーターのアベナオミさんとフリーライターの阿南志都さんに、災害への備えや被災時の疑問をQ&A形式で教えてもらいました。
教えてくれたのは
ママ防災士・イラストレーター アベナオミさん
宮城で被災経験あり。長男が1歳のときに東日本大震災を経験。ママ目線の防災対策の大切さを、イラストを通じて広める活動をしている。
フリーライター 阿南志都さん
熊本で被災経験あり。被災時は自宅と車中にて避難。周りの方々へ防災アドバイスなどを伝える活動をすることも。
Q.なぜ自宅避難を想定?
A.災害→全員が避難所、ではないのです
「避難所は住まいが被災してしまい、生活が困難な被災者のための場所。自宅が無事であれば、自宅避難を」(アベさん)
自治体から配布された「ハザードマップ」で自宅の危険度チェックを!
□自宅避難がかなう場合は、部屋の片づけと備蓄に力を入れて。理想は「備蓄がしっかりあるミニマリスト」。
□危険区域は、すぐ持ち出せる「避難リュック」の準備を。
※人口の多い都市部は、避難所自体が足りなくなる可能性もあります。
Q.普段から気をつけることは?
A.家具や物が多すぎないかチェック
「物が多いと、倒壊やケガの原因に。気がついたときに、部屋をすっきりさせることが身を守る一歩に」(アベさん)
Q.トイレ事情は?
A.携帯トイレはたくさん用意
「いちばん我慢できないのがトイレ。特に女性は外ではできないので、携帯トイレは大量に備蓄を」(アベさん)
A.マンホールがトイレになったことも
「熊本では、マンホールトイレが登場しました。場所によってトイレ事情がかなり変わります」(阿南さん)
A.100円ショップで「買う習慣」を
お店に行ったらひとつ買っておく、など地道に買い足しておく習慣づけをすると、いざというとき安心です。
Q.出先で被災したときの備えは?
A.携帯バッテリー、地図はあったほうがいい
「会社に置いておくなど、緊急時の備えは必須。スマホのGPSも狂うので、地図やコンパスも案外必要です」(阿南さん)
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取材/鹿志村杏子 協力/ AWABEES、UTUWA 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年10月号 とじ込み付録
PINGUと考える女性目線の「防災BOOK」より