マリメッコファンなら、一度は訪れてみたいフィンランドのマリメッコ。フィンランド国内にいくつかある店舗はもちろん、旅行者が必ずといっていいほど足を運ぶのがマリメッコ本社。正規店とアウトレットがあり、その奥には一般開放されている社員食堂があります。夏はマリメッコの社員の方々が夏休みを取っていることもあり、社員食堂にもかかわらず、多くの日本人が埋め尽くします。そんな憧れの社員食堂を覗いてみました。
どうしてこんなにワクワクするの?
真似したくなる柄違いの組み合わせ
マリメッコ本社にはアウトレットや正規店が併設されているので、毎日多くの観光客が訪れます。もちろん、オフィスに入ることはできませんが、エントランスを見るのはOK。テキスタイルに彩られていて、ちょっとしたフォトスポット。とはいえ、オフィスの入口なので、写真を撮りたいときは受付の方にひと声かけましょう。
時期によって使うテキスタイルも変わります。こちらは別日のバージョン。ウニッコがこれでもかと集まっています。色も、花のサイズも違うのに、まとまりが合って、何より、見ていてテンションが上がって元気になります。好きなテキスタイルに囲まれている感でワクワク度MAX!
あっちもこっちも「マリメッコ」
ファンならずとも興奮間違いなし⁈
話を社食に戻しましょう。こちら、食器はすべてマリメッコ。お料理用のプレートもいろいろなデザインが用意されています。白のプレートもマリメッコのものですが、ここはやっぱり柄の入ったお皿を使いたくなりますね。
タウンブラーもマリメッコのSukat Makkaralla(スカット・マッカラッラ)シリーズ。いろいろな色が重ねられているのが何だかまとまって見えて、無造作な感じがまたかっこいい。同じ色をそろえなくても、いい感じにまとまるというお手本。
カトラリーをボウルに入れたり、爪楊枝やスティックシュガーをハンドルなしのカップに入れたり、すぐに真似できそうな使い方も。
衝撃だったのは、マリボウルの使い方。マリボウルはマリメッコとイッタラのコラボ商品。もったいなくてそのまま飾っている人も多いアイテムで、アクセサリーを入れる、キャンディやチョコを入れるといった使い方が多い中、なんとバターが入っています! これはさすがにマリメッコの社食だからできるワザですが、こんな使いこなしがあるとはと、とにかくびっくり。
テーブルクロスもトレイもマリメッコ。こんなにマリメッコに囲まれる食事はほかではなかなか体験できません。フィンランドに行く機会があったら、ぜひ足を運んでみたいですね。
※写真は2018年夏のものです。2019年春からリニューアルされていて、内容は異ります。
取材・文/岡部礼子
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