今日は「天ぷらの日」。そこで今回は、人気料理家・きじまりゅうたさんのお店みたいな「お座敷天ぷら」のレシピをご紹介します。お座敷天ぷらは、パパがヒーローになれるチャンス！今度の週末にご家族につくってみてはいかがでしょう？揚げたてに歓声があがりますよ。
きじまりゅうたさん
料理家一家の三代目。楽しくわかりやすいトークとオリジナリティある料理に定評あり！雑誌やテレビ、ウェブなどで活躍中。お店のガッツリランチも大好き。
「お店みたいなごはん」とは？
定食屋、ラーメン屋、喫茶店など、旦那さんが日頃よく食べている「あの味」を、きじまりゅうたさんが徹底分析！簡単につくれて家族受けがいい味を伝授してくれます。
お店みたいな「お座敷天ぷら」のレシピ
郷技 鉄製天ぷら鍋20cm ¥2,500（ヨシカワ） タッカ扇皿 織部、御深井 各¥2,050（sobokai） パルテール箸置き ¥550（スタジオ エム）
「お店っぽい！」ポイント
揚げたての天ぷらを食べられます！
【材料（2人分）】
・天ぷらの衣：小麦粉（薄力粉）…2/3カップ（80g）、冷水…120ml、卵…1個
・食材：殻付きエビ…4尾、なす…小1本、ししとう…4本、しいたけ…2枚
・薄力粉…適量、揚げ油…（サラダ油：適量＋ごま油：適量）
・天つゆ（だし汁…150ml、しょうゆ…大さじ1、みりん…大さじ2、塩…小さじ1/4）、大根おろし…適量
【つくり方】
【1】天つゆづくり
材料を一度に煮立てて、火を止めて冷まします。冷ますことで、素材の味がしっかり混ざり、味わい深くなります。
【2】下ごしらえ
【野菜の下ごしらえ】
野菜は短時間で火が通るよう、下処理が大切です。
なすはガクを落として縦半分に切り、皮の面に5mm間隔に切り目を入れます。ししとうはなりクチを落として、側面に切り目を入れます。しいたけは石づきを除いて縦半分に切ります。
【エビの下ごしらえ】
エビは背わたを取り、まっすぐきれいに揚がる処理をします。
エビの尾だけ残して殻をむき、竹串などで背わたを取ります。
腹側に数カ所切り目を入れ、腹を下にして置き、上から指で押しつけて、プツッという感触を感じるまで筋を切ります。
【3】衣の準備
ボウルに卵を溶きほぐして冷水を混ぜます。
ボウルの上にざるをのせ、小麦粉の1/3量を加え、粘りが出ないようにさっくりと混ぜます。
さらに小麦粉の1/3量を加え、さっくりと混ぜ、これを繰り返します。衣は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておきます。
【4】サクッと揚げる
揚げ油を170℃に熱します。ごま油を揚げ油に1割程混ぜることで、感じる香ばしさが変わり、江戸前風に。
下処理した野菜を1片ずつ小麦粉をまぶしつけて、余分な粉をはたき落とします。
衣を絡めて揚げ油に入れます。
なすとしいたけは2分、ししとうは1分揚げ、バットに取り出します。
エビは、揚げ油の温度を180℃に上げ、エビに小麦粉をまぶして粉を落とし、衣を絡めて2分ほど揚げます。少量ずつ揚げるのがコツ。最後に天つゆと大根おろしを添えたら完成です。
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調理／きじまりゅうた 撮影／北川鉄雄 スタイリング／鮓本美保子 構成／タカノマイ（Mart編集部）
Mart2019年7月号
週末の料理で褒められたいお父さんへ
きじまりゅうたのパパのごはんは「まるでお店みたい」Vol.16「お座敷天ぷら」より
