お正月を皮切りに春に向けてイベントが重なる時期ですね。そこで今回ご紹介したい、とっておきの商品があります。SNSで大きな話題となった新感覚のわさびカプセル「わさビーズ」。わさびの産出額が日本一の静岡県で誕生した幻のアイテムです。
入荷すると即売り切れ状態で、静岡県民でもなかなかお目にかかれない商品でした。現在、オンラインショップでは完全予約販売となっていますが、直営店では一日30個限定で販売されています。開店と同時にお店へ行くと、ディスプレイに並んだ鮮やかな緑色のわさビーズがまるで小瓶に入った宝石のように輝いていました。
購入後、心躍らせながら開封をすると、わさび特有の豊潤な香りがほんのりとしました。見た目は名前のとおり美しいビーズ玉のようです。SNSで「ジュエルわさび」と呼ばれているのがうなずけます。着色料を一切使用していない天然の緑色からはわさびの持つ底力を感じました。また、賞味期限が2か月と長いことも魅力的です。
そのまま食べてみると、いくらとは違ったグミのような柔らかい食感と中身のわさびオイルがとろけ出て、ふんわりとわさびの香りが鼻をぬけていきました。単に刺激的ではない、上品でまろやかな辛さはさまざまな料理に合いそうです。
早速、わさビーズを使ったアレンジ料理とスイーツを作ってみました。
わさビーズと胡瓜とタコのマリネ
<材料>2~3人分
わさビーズ…お好みの量
きゅうり…1本
たこ…150g
柚子…小ぶりのものを1個
★米酢…大さじ2杯
★ポン酢…小さじ1杯
★だし調味料…大さじ1杯
★砂糖…大さじ2杯
塩…適量
ごま…お好みで少々
<作り方>
【1】きゅうりは輪切りにして塩もみをしておく
【2】たこはぶつ切りにして、ボウルにきゅうりと混ぜておく
【3】柚子は皮の部分だけをむいて千切りにし、水に浸した後、速やかに水切りをする
【4】★をボウルに入れてすべて混ぜる
【5】わさビーズと千切りした柚子をのせ、4をかけたら完成
たことの相性も良く、普段使いのサラダからおつまみにも良い、あっさりとした味わいに仕上がりました。お寿司のわさびのようにわさビーズは酸味のある料理にもぴったりです。
スモークサーモンのカナッペ わさビーズを添え
<材料>2人分
わさビーズ…お好みの量
バケット…5~6枚(お好みで焼いても良い)
クリームチーズ…200g
スモークサーモン…80g
(または生ハム…80g)
トマト…大~中サイズを1個
黒こしょう…適量
パセリ…適量
<作り方>
【1】クリームチーズをバケットに塗り、黒こしょうをふりかける
【2】トマトを適当な大きさにスライスし、スモークサーモンまたは生ハムとともにのせ
【3】具材の上からパセリをふりかけ、お好みの量のわさビーズをのせて出来上がり。
たっぷりのクリームチーズとわさびの香りが口の中でマッチして、あとから来る爽やかな辛みには「もう一つ食べたい」と食欲をそそられました。スモークされた食材との相性も抜群です。お好みで生ハムもおすすめです!
バニラアイスのイチゴとわさビーズのせ
<材料>2人分
わさビーズ…お好みの量
バニラアイス…250g
いちご…4~5粒
<作り方>
【1】いちごをサイコロ大に切る。
【2】バニラアイスを器に盛り、いちごとわさビーズを上にのせれば出来上がり。
甘さと辛さが両方楽しめる、大人のアイスです。特にわさビーズとイチゴとの相性は抜群。元々、わさびはお刺身などの新鮮な素材と相性が良いので、果汁のみずみずしさとマッチしていました。辛みが和らぐと同時にわさびの香りが満喫できるので、辛さが苦手という方にもおすすめです。
わさびといえば和食のイメージが浮かびますが、わさビーズはフランス料理やイタリアン、スイーツまでジャンルを問わない逸品です。他にもタルタルソースの中に混ぜたり、焼いたチーズピザの上に乗せてもアクセントが楽しめます。わさビーズは使う人のアレンジによって、可能性が無限大の逸品といえるでしょう。是非、ご家庭で楽しんでみてください!
【問い合わせ先】
田丸屋本店オンラインショップ わさビーズ
https://item.rakuten.co.jp/wasabi/26-00003/
取材・文/松下文香