家族みんなが、何がどこにあるかを把握できる「見える化収納」。今回は引き出しやボックスの中身の「見える化収納」を実践して、暮らしや すくなったと語るMart読者のお住まいに伺いました。
【Case:02】ひと工夫して家族もわかる収納場所に
花嶋幸子さん、孝司 さん邸(千葉県在住)
元気いっぱいの小2と年少の男の子2人とご夫婦の4人家族。Mart誌面で見た収納ワザを取り入れながら、花嶋家ならではの工夫でより使いやすい収納を目指しています。
見える化1:早く食べるお菓子は 〝合言葉シール〞付きの箱に
「子どもたちのおやつ用のお菓子。賞味期限間近や開封済みの、できるだけ早く食べるお菓子の収納場所をわかりやすくするため、パパとの〝合言葉シール〞をボックスにつけています。シールをつける前は、毎回私に聞いてきましたが、私一人が把握していてもだめ、家族にもわかりやすいようにしまいたい!と考えたアイデアなんです」(幸子さん)
見える化2:カトラリーは引き出しにカゴごと 入れておけば食事の準備がスムーズ
「毎日使う箸だけテーブルにそのまま持って行けるようにカゴに入れてみたら、食事の準備がとってもスムーズに。引き出しの中にちょうど納まるサイズなら、出しておかずに済むのでキッチンもすっきりします。今では家族も把握しているので、食事の準備では長男が自分で取り出して持って行ってくれるので助かっています」(幸子さん)
見える化3:憧れた白いボックス収納 自分なりの使い方に変化しました
「白いボックスを並べて収納する方法。ちょうどカウンター下の幅にぴったりなものを複数買いしました。以前は子どもたちの教育玩具やドリルなど、毎月届く通信教育教材を種類別にラベルを貼って仕分けていたものの、いざ使うと細かすぎて大変。この中のどこかに入っていればよしとしよう、そう切り替えたらとってもラクに」(幸子さん)
撮影/中林香 取材・文/新里陽子 構成/富田夏子
Mart2020年4月号
「ちょっぴり見える化収納で暮らしやすくなりました」より