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【見える化収納】暮らしが変わるMart読者の収納アイデア【1】

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いつのころからか「生活感をなくすため、中身を見えないようにしまう」が理想とされてきた収納。ですが、"家族みんな"が、何がどこにあるかを把握できる収納のほうが、心地よい暮らしにつながることも。そこで「見える化収納」を実践して暮らしや すくなったと語るMart読者のお住まいに伺いました。

【Case:01】中身が見える収納で家族が迷わず片づけられる

櫻井俊子さん、祐介 さん邸(東京都在住)
小2、年中の男の子2人とご夫婦の4人家族。休日はやわらかな日差しの入る2階のリビングで思い思いに過ごすのが櫻井さん一家の心地よい時間。見える収納術は至る所に。

見える化1:半透明の蓋で中のおもちゃが一目でわかる

パパが一目ぼれして購入 子どもの片づけ力も確実にUPしました

「成長とともに増えるおもちゃは、細かく分けると片づけにくく、1カ所にまとめると取り出しにくい。そんな状況を解決してくれたのが、収納好きな夫が『これ、よさそう』と買ってきた無印良品のボックス。うっすら中が見える半透明の蓋が、子どもにはおもちゃを把握しやすく、私たちにはごちゃつきを隠してくれる、一石二鳥の優れものでした。『ミニカーとそれ以外』『おもちゃはこの中に納まるだけ』とゆるいルールで収納。ストレスゼロに導いてくれました」(俊子さん)

蓋は軽い力で開閉できる。「見えないようで見える半透明は、使うとよさがよくわかります」(祐介さん)。やわらかポリエチレンケース・丸型・深 約直径36×高さ32㎝¥1,082、ケース用・フタ丸型 約直径36.5×高さ1.5㎝¥264(ともに無印良品)

見える化2:開けずとも把握できる引き出しだから探し物なし!

家族で使うものから個人のものまで 出かける準備もスムーズになりました

ダイニングの大きな収納棚を開けると無印良品の半透明の引き出しやイケアの収納ボックスがお目見え。「下段は小学生の長男の学用品などを。リビング学習をする際に、収納は長男が取り出しやすい高さに設置しました」。大人が取り出しやすい高さに置いた引き出しは、パパとママ用。「家族の薬や個人の趣味のものなど、引き出しごとに分けるだけのざっくり収納ですが、中身が少し見えるので『どこに入れたっけ?』がなくなりました」(祐介さん)

 

見える化3:蓋なしボックスに入れるだけ 飲料のストックも見るだけで把握

取り出しもスムーズに 子どものお手伝いも増えました

「重たい飲料水や炭酸水のストックは段ボールのまま床に置いていたのですが、昔コストコで買って書類を入れていたボックスに入れ替えたんです。ただそれだけですが、あらゆる場面で上から〝見える〞使い勝手のよさに気づきました。段ボールよりも見栄えがいいのはもちろん、残り何本あるかが一目瞭然。子どもたちも手の届きやすい位置なので、必要なときには自然と取ってくれるように。家族のコミュニケーションにも一役かいました」(俊子さん)

「一目であと何本あると把握できるので、ネット注文がベストなタイミングでできるように。『見える』ことで生活のストレスが少なくなっていくと再確認しました」

 

撮影/中林香 取材・文/新里陽子 構成/富田夏子

Mart2020年4月号
「ちょっぴり見える化収納で暮らしやすくなりました」より

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