壁と壁の間に固定して使う「突っ張り棒」は、ちょっとした空間を収納スペースに変えられるツワモノ。今回はそんな突っ張り棒の正しいツッパリ方(使い方)を、ツッパリ嬢こと平安伸銅工業 三代目社長・竹内カヨ子さんがガツンと教えてくれました!
教えてくれたのは
ツッパリ嬢こと平安伸銅工業 三代目社長 竹内カヨ子さん
「てめぇらに、ツッパリの掟、教えてやるよ」のお言葉とともに、正しい突っ張り棒の使い方を不定期で伝授。
ツッパリ嬢直伝・突っ張り棒の正しいツッパリ方
【1】長さを調整する
一般的なバネ式の突っ張り棒の場合は、パイプを回して棒を伸ばし、取りつける幅より数cm長くします。
【2】押しながら取りつけ
伸ばしたパイプの細いほうを壁面に当て、押し縮めながら反対側を上げて水平に取りつけていきます。
【3】垂直か確認
壁に対して垂直に取りつけられているかも重要ポイント。図鑑など厚めの本を当て確認します。
こんなツッパリ方は気をつけな!
×同じ方向にたくさん使う
突っ張る力がたくさんかかってしまい、壁の間が広がる原因に。多くても2~3本を目安にしましょう。
×「動くもの」を壁にしない
冷蔵庫などの家電や家具は動く可能性があるので、そのとき突っ張れてもいずれ外れてしまう原因になります。
みんな違ってみんないい
長めのもの、短めのもの、柄あり、黒や木目調……と、今やさまざまな突っ張り棒が流通しています。「どこに使うかで自分好みを選ぶ、これも楽しいもの!」(ツッパリ嬢)
最後に…ツッパリ嬢の本当の姿はこちら
老舗突っ張り棒メーカー、平安伸銅工業の三代目、竹内香予子社長。「つっぱり棒博士」としてメディアでも活躍中です。
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