梅雨の時期を境に入れ替える家庭も多い衣替え。とても手間が掛かってしまいひと苦労。「あれがあったらよいなぁ~」と思う商品を多数展開しているCAINZ(カインズ)から、衣類をハンガーに掛けたまま吊る下げられる圧縮袋が発売されているという情報を小耳にしました。布団や洋服の圧縮袋は色々なメーカーさんからも展開されているけれど、吊るせるタイプの圧縮袋は初情報♪「これは試してみるしかない!!」と思い、どんな商品かワクワクしながら試してみました。
「つるせる圧縮袋」とは?
名前通り洋服をハンガーに掛けたまま、圧縮できる袋です。圧縮袋2枚同封。圧縮袋1枚につき2着使用ができます。なので、最大4着圧縮できるようになっています。つるせる圧縮袋(M)/ジャケット用 ¥798(税込)
大きさは、縦:約110cm×横:約60cm。
圧縮する前にやること
まず、収納したい洋服を天日干しor日陰干しをします。ダニ・カビの発生を効果的に防ぐ為に必要な工程となります。
いよいよ圧縮袋へ洋服を入れます
1. 洋服が十分乾燥したら、ジップを開けて洋服を収納します。ジップは大きめのスライド式になっていて上下動かしやすいです。
2. 衣類をハンガーに掛けたまま、圧縮バッグの白いフックの1段目に掛けます。まず、1着。
3. 続いて、2着目を白いフックの2段目に掛けます。
4. 衣類が収納できたら、チャック部分の内側を少し湿った布で軽く拭きます。チャック部分に付着した繊維やホコリを取り除く作業となります。異物が挟まると空気が抜けやすい原因となるので必ずやって下さい。
5. チャック部分を綺麗にできたら、圧縮パックの入り口を閉じます。この時、スライダーを軽く押さえながら滑らすように閉じます。
圧縮袋の空気を抜く作業
チャックを閉めた状態がこちら
これから中の空気を抜いていきます。
圧縮パックの空気を抜く作業をします。空気を抜く前に必ず掃除機に詰まっているゴミは捨ててから作業をして下さい。今回は、わが家にあった「ダイソン」で試しています。バブルの形に掃除機が合わず苦戦をしました。圧縮袋をご検討されている方は必ず掃除機のご確認をした後にご購入をオススメします。
※適した掃除機:床移動式、吸引口:内径30㎜~50㎜、吸引方法:紙パック方法、サイクロン方式)
※適していない掃除機:床移動式以外の掃除機、吸引口:内径30㎜以下&50㎜以上、排気循環式)
別売りになりますが、バブルの形に合う用にアタッチメントも発売されています。掃除機が合わない場合は、こちらも一緒にご購入した方がスムーズになります。今回はこちらも合せて使用しました。 圧縮袋用アタッチメント ¥298(税込)
アタッチメントの使用方法は簡単です。袋から出して、掃除機の吸引口にアタッチメントを付けます。
アタッチメントを付けたら、バブルにセットして、吸引をスタート。すると空気がみるみる吸い取られていきます。
「つるせる圧縮袋」を試してみて (感想)
圧縮する前と後では、衣類の厚みは約1/3に圧縮できて、収納に便利!何より、ハンガーのまま圧縮できるので、折ジワもつかず・ダニ等から衣類を守ってくれる事が嬉しいポイント。また、1つの袋で2着収納できるのも◎。圧縮するまで、やらなければならない過程は多いのですが、大切な衣類を来年また着ると考えれば、そのひと手間も愛おしく感じると思います。
【お問い合わせ先】
カインズ https://www.cainz.com
※掲載商品は取材時点の情報です。
※店舗によっては取り扱いがない場合があります。
撮影・取材・文/小口美佳