収納名人・徳田さんのお宅は、ママだけが負担にならないような考え方や仕組みがいっぱい。家族が笑顔でいられて、家事もラクになるような収納方法のアイデアをご紹介します。
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「ママだけが負担にならないように」
収納名人・徳田さんの考え方、仕組み化には“気づき”がいっぱい
ママがラクになれば家族みんなで上手に収納できる
共働きで、小学6年生と3年生の2人のお子さんを育てる徳田さん。以前は、夫や子どもに、自分の収納ルールを押しつけてはうまいかないことの繰り返しでイライラしっぱなしだったといいます。 そこで、自分にとってだけではく、家族にとっても使いやすい収納方法を見つけて、“仕組み化“することを続けてきました。
「たとえば、 家族が他の部屋からリビングにいろいろなものを持ち込んで、 そのまま置きっぱなしにすることってよくありますよね。そんなときのためにわが家では、家のあちこちに“投げ込みボックス“を用意しています。出しっぱなしが気になるときには、何も考えずに、その箱にポイポイ……。どこにあるかの見当がつくので、家族からの文句は出ないし、ごちゃごちゃが視界から消えれば、ひとまずは私もすっきり(笑)。こんなふうに、自分の負担が減らせて、かといって家族に過剰な無理をさせることなく、続けられる収納方法を工夫しています」
アイデアが詰まった徳田さんのお宅から、家族が笑顔でいられる収納のポイントをご紹介します!
家族がよく使うものはわかりやすく見える化
文房具などの細かいものは、クリアな引き出しに入れて見える化。「家族もどこから出し入れしたらいいかがわかりやすい。ものの迷子が減らせます」
投げ込みボックスで"即すっきり"効果
「リビングから元の場所に、私が移動して片づけるのは面倒。でも、家族のペースに任せたのではいつまでも片づかない……。そんなストレスから解放されました」
お出かけグッズは玄関にまとめます
マスクやハンカチ、子どもの財布や ICカードは、必ず開ける玄関収納にスタンバイ。「『ちゃんと持ってる?』の声かけが減らせて、やきもきせずにすみますよ。
ママがラクする衣料収納。コツは"セルフサービス"
洗面所下段には汚れもの入れ。
洗面所には、家族それぞれの干し終わった服を入れるかごをぶら下げてあり、その中の服を各自で自分の部屋の引き出しにしまいます。「クローゼットの前にかごを置いておくまでが私の役割。引き出しの管理は家族に任せているので、ぐちゃぐちゃでもOK」。ベルカのポールハンガーと3COINSのかご、フィッツの衣装ケースを愛用。
撮影/中林 香 取材・文/田島えり子 構成/長南真理恵
Mart2020年12月号
ママに優しい! 最新「収納雑貨」カタログ より