限られた玄関スペースですっきりさせる方法を、整理収納アドバイザーの片岡牧子さんに聞く第三弾。靴箱にものが入りきらなかった場合にどうすれば良いかを教えてもらいました。
入りきらなくて困ったときはこんなアイデアも!
【1】ワイヤーラックをプラス
「キッチンでよくある吊り下げ型の収納は、玄関でも活躍。折り畳み傘やエコバッグなども、取り出しやすく収納できます。どうしてもできてしまうデッドスペースの活用にぴったり」
デッドスペースを有効活用。戸棚下収納ラック タワー L W30.5×D26×H9.5㎝ ¥2,000※編集部調べ(山崎実業)
【2】スリッパや子どもの靴は立てる
「スリッパや、サイズが小さい子どもの靴は、立てれば収納スペースが小さくて済みます。靴箱に入らないときも、ケースごと外に出しておいたり、違う場所に置くこともできます」
ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ホワイトグレー・1/2 約W10×D32×H12㎝ ¥319(無印良品 銀座)
【3】入りきらないものは外に出しても
「キャスターをつければすぐに移動できるので、じゃまになりにくいですね。ライフスタイルが変わって使わなくなれば、重ねていたボックスをばらして別の場所で使えるのもいいところ」
ポリプロピレンファイルボックススタンダード 幅25㎝タイプホワイトグレー W25×D32×H24㎝ 各¥900、ポリプロピレンファイルボックススタンダード用キャスターもつけられるフタ幅25㎝用 ホワイトグレー W26×D33×H3.5㎝ 各¥446、ポリプロピレン収納ケース用キャスター4個セット ¥355※フタ3枚、ボックス2個、キャスター1セット使用(すべて無印良品 銀座)
教えてくれたのは…
整理収納アドバイザー
片岡牧子さん
Mart公式アンバサダー〝Martist〞。センスのよい自宅インテリアは、度々Martでも紹介。単に使いやすいだけではなく、インテリアを生かした収納をするのが得意。片づけ本の監修、雑誌の連載など多方面で活躍。
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撮影/志波慎寿介 取材・文/加藤文惠 構成/富田夏子
Mart2020年12月号
3賢人に学ぶ「新しい生活でもすっきりする玄関」のつくり方 より