料理や洋服づくり、DIYなど、それぞれ得意分野を持ち、子育てしながら手づくりを楽しむ習志野のママたち。そんな皆さんから、夏休みに親子で楽しめる「消しゴムはんこ」づくりを教えてもらいました。
普段からペーパーナプキンやピック、無地のバッグなどに押すスタンプを手づくりしているという阿川さん。「消しゴムはんこの材料は、ぜんぶ100円ショップのものでできちゃいます。あとはデザインのアイデアや組み合わせを考えるだけなので、簡単ですよ。私はデザインを思いついたら、夜中に子どもが寝てから突然彫り出して“夜活”することもあります」
阿川さんに教えてもらったつくり方はこちら。
①まず、彫りたい文字や絵柄の上にトレーシングペーパーを置き、えんぴつやシャープペンシルで書き写します。「文字の中を全部塗りつぶす必要はありませんが、りんかくをはっきり書いたほうが彫りやすくなりますよ」(阿川さん)
②文字や絵柄が消しゴムのカラー面(彫る面)につくようにかぶせ、マスキングテープなどでトレーシングペーパーを固定しながらゴムにこすりつけて転写します。
③余分なゴムを切り落とし、えんぴつの文字やイラストを残すようにデザインナイフなどで彫っていきます。「最初にりんかくの周りが白く浮き出るよう、線に沿って二重に彫っていきます。その後で余分な部分をそぎ落していく感じです。野菜の面取りをする感覚と少し似ていますね」(阿川さん)
④きれいに文字を残して彫れました。Seriaの消しゴムはんこは2層カラーなので、彫り跡がくっきりと浮かび上がります。
⑤試し押しすると、こんな感じ。「布用インクを使えば、オリジナルTシャツやバッグができます」
子どもとスタンプしてみた清水さんは、「イニシャルを学校用品やノートの表紙などに押すと、目印になっていいですよね」と、実用的なアイデアを挙げてくれました。「息子は今回Tシャツに押してみたら、もっといろんなものに押したくなったようです」(清水さん)
阿川さんはTシャツにスタンプする場合、小さめのタグ風スタンプをつくって裾や袖口に押すのもおすすめとか。
洋服づくりが趣味の寺田さんは、無地の布にスタンプして雑貨をつくってみたいと言います。「細かいデザインは苦手なので、シンプルなニコちゃんマークなど彫ってみたいです。キャンバス地にスタンプしたり、丸く切って縫い合わせて子どものヘアゴムにするのもかわいいですよね。インクも100円だったら、子どもに好きな色を選ばせてあげたい」(寺田さん)
スタンプするだけでオリジナル感が出るのが楽しい、消しゴムスタンプづくり。夏休み中に親子でチャレンジしてみてはいかがですか?
消しゴムはんこ/はがき1/2サイズ・はがきサイズ 各¥100(Seria)
※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。
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Seria
撮影/中井公一 取材・文/富田夏子