書類や資料をまとめるのに重宝するクリップ。便利な反面、挟んだままでは端の文字が見えなかったり、挟んだ跡が気になったりすることってありますよね。そんな不便を解消してくれる、ありそうでなかったクリップを見つけました。その名も「コーナークリップ」。角を挟むことでホチキス感覚で使える、新感覚の文具なんです。
角にすっきり収まって書き込みもしやすい書類用クリップ
コピー用紙50枚が挟める実力派
紙の角に挟んで使える、三角の形をしたクリップです。
色違いが計6個入っています。可愛らしいクリアカラーは悪目立ちせず使いやすい!
クリップの1個あたりの大きさは3×5×1.7cm。三角形の頂点を持って挟みます。
クリップを紙の中央に留めると、めくったときに邪魔をして上部の文字が見えづらく、書き込みもできないのが不便…。
角を挟めば中央部分の文字も読めますが、一般的なゼムクリップだと縦の長さが長く、角の文字が読みにくく不便。そんなときに使いたいのがこのコーナークリップです。大きさを比較するとご覧の通り、コーナークリップの縦の長さの方が短くなっています。
コーナークリップで留めてみました。角を三角の形に留められるので、右隅ぎりぎりまで見ることができます。用紙に書き込めるスペースも広くて使いやすい!
コピー用紙をまとめて挟んだときも、ゼムクリップよりもクリップ自体の厚みが薄くスマート。角にしっかりフィットする形なので、はみ出さずにすっきりとまとめられます。
コーナークリップを挟んだときの三角形の底辺は、ホチキスで留めたときとほぼ同様。挟んだ書類の内容が、挟んだままでも隅まで確認しやすいことが最大の利点です。
よりしっかりと固定したいときは、コーナークリップを2個使って上部の両隅を留めても◎。片隅だけを挟むよりもホールド力があり、持ち運ぶときにも重宝します。
クリップを外してみると、跡がほとんどついていません。もちろんホチキスのように針穴も開かないので、大切な書類にも安心して使えます。
一般的な形から三角形に変えるだけで、こんなに使い勝手が増すなんて目から鱗。6個入りなので子どもとシェアしても、カラーバリエーションをいかしてブックマークとして使っても◎。工夫次第でさまざまな使い方ができる、今イチオシの文具です。
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取材・撮影・文/西村絵津子